ヨーロッパでコーチング研修を受講①
先日、無謀にもヨーロッパでコーチングの研修を受講しました。コーチングについてはいろいろな記事がWebにあるのでそれを見て頂ければと思いますが、ワタシの理解があっていればごく簡単に説明すると、対象者と対話しながら対象者の潜在的な課題や目標を一緒に探り出すようなコミュニケーション手法です。人材育成の場面でも活用されているようでます。
実はワタシは英語がそれほど堪能ではないです。なにせ、公立中学校1年生の英語の授業で教科書にでてきた「This is Judy. That is Tony」が初めて読んだ英語です。そして社会人になるまで外国に行ったこともなかったです。
そんなんで仕事できるのかいなと思われそうですが、担当している領域の用語やロジックはわかるし、基本的に会社内部の人との会話が中心なのでわからなければ聞きなおせばよいので仕事には全く問題ないです。しかしながら、コミュニケーションを中心に相手の心の奥底の考えや感情をあぶりだすようなことは無謀に近いです。しかも初対面の人ばかりのZoomオンラインのワークショップはかなり無謀でした。当初はオンサイトの予定だったのですが、コロナということでZoomに切り替わったのです。
コーチングは友人がやっていることと、一度体験を受けたことがあったので知っていました。また、Leaderと呼ばれる会をリードする方(2名)は英語ネイティブではないし、英国人でもNZ人でもないので聞き取りやすいものの、やっぱり単語がわからなかったり、そうすると意味が理解できずに至りという言語の問題と、たぶん私にコーチングを勘違いしていたので理解が出来ずに、更にどういうことか考えながら聞いていたので、何が話されているのか、これから何をするのかわからなくなってしまいました。
そのまま受講者同士での演習をやることになってしまい、Zoomで強制的に受講者と二人きり。。。えー--。どうしよう。身振り手振りも通じないし。なので「ワタクシ、よくわかってなんだけど」と言ったら「あたりもわかってないのよ。とりあえずやってみますか?」ってな感じ。ちょっと安心。で、やってみたらやっぱりぎこちない。うーむ。コンビを組んだ人に申し訳ないなあ。オンサイトなら講師に質問もできるのですが、Zoomではそうもいかない。正しいのか、でたらめなのか。最初の演習はそのまま時間切れ。お互い、難しいねえと言いつつ終わりました。
ちなみに少し雑談する機会があって、なんでコーチングを?と聞いたら仕事でマネジャーをやっているけどコミュニケーションアップのために学ぼうと思ってと。。
欧州ってそういう人多いのかなと思いつつも、でも今の会社にはそんな人いないよなあと思った次第。
次回は参加者について書きます。実は欧州に来て一年ですが、コロナでイベントも中止だし、会社の人と駐在の日本人以外の現地には友達がいないので、ここに住んでいる人がどういう考えなのか、どういう暮らしをしているのかを知りたいと思ったのもこのコーチング研修に参加した動機です。どちらかというと、その方が強かったかも。
でも、さすがに文化習慣言語が違う人たちと打ち解けるのはちょっと時間がかかりそう。さらに年齢層もワタシよりちょっと若いし。
読んで頂きありがとうございます。次回は参加者について書きます。