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ヨーロッパでコーチング研修を受講②

前回のつづきです。

コーチング研修にはコーチが2名、アシスタントが3名、受講者が15名いました。最初に自己紹介があったことと、名前と顔でヨーロッパ系か、外国人かある程度分かります。

大体ヨーロッパ系ですが、中にはインド出身やインド周辺の出身の人もいました。アジア人はワタシだけ。

さて、一通り講義がが始まるとみんなどんどん発言する。説明の途中でも質問するし、感想も言う。講師も慣れたもので回答しつつも講義を進める。もちろん、インド人もよくしゃべります。コーチが一通りしゃべると、すかさず質問やら感想やら。アピールではなくて(アピールしても無意味だし)、何か湧き上がってくるようです。

すごいなあ。と思っていると、ちょっとしたゲームとして、各人にテーマを設定し、それに関連した質問やCriticalな質問や発言をしたら1ポイントというものが始まった。またまた~そんなのやめてよ~と、これは参加しない方が良かったかなとちょっと後悔。だって展開が早いし。前もって考えられないし。これは言葉の問題もあるけど、取り組む姿勢が違ったなと。

受講料は結構高いです。日本のコーチング研修の費用を見て頂ければわかりますが、10万円以上します。なので皆真剣です。ワタシも真剣なのですが、度合いが違っていました。しかし、すごいなと思ったのは、コーチング研修というものもあるけど、お互いに意見を尊重しあっているし、必ず質問や発言した人を湛える態度です。これには関心しました。だからと言って、発言内容はなんでも良いわけではないです。きちんと意図したことを皆にわかるように伝え、そのうえで反対な考えも言い合ってました。でも感情的にはならずに。

これは非常に関心しました。やっぱり議論になれているし、言語能力は高いなあと思いました。そういえば、会社の人も3か国語しゃべる人って結構います。もっとも、言語体系が似ているのかもしれませんが。

しかし、ヨーロッパの意識高い系って本当に高いです。日本の意識高い系の人はとの交流はないので比較できないですが、コーチング体験会の人とはだいぶ違いました。これには大いに刺激を受けました。

そしてワタシ。この国にいるのは駐在期間中だけだし(3年くらいかな。仕事がうまくいかなくなれば短くなりますが)、ほとんど興味本位で参加したのでほとんど発言できない・・・。そう思っていたら「もっと発言しなよ」とチャットがありました。どうやら発言しないことに対して疑問に思われたようです。うーん、議論の内容についていけないとも言えず、それらしい質問をしたりしましたが、やっぱり難しいですね。

ノリも違った感じです。みんな楽しんでます。必死さは伝わってこなかったですね。うーん、昭和40年代男、、且つ、留学未経験には新鮮です。なんとかしないと・・

そうこうしているうちに初日は終了。あと2日あります。この研修ついていけるかなあと心配になってきました。やめようかなあと超弱気になってしまいました。。。

読んで頂いてありがとうございます。③につづきます。