『悩み』 変わるのはいつも自分
人は『悩む』生き物であり『悩む』事で成長する。
時には『悩んで』気分が落ち込む事もあるだろう。
人間みな一度は悩みこんだ経験があるだろう。
しかし、
あくまで自分の経験則でしかないが、
自分の『悩み』も、
たまに聞く誰かの『悩み』も
その多くは自分で解決出来る『悩み』ではない事が多い。
天気、気温などの環境、身長や容姿、肌の色、人の価値観、性格など。
我々は天気を左右する神でもなければ
身長、容姿を大きく変えれるドクターでもない。
電車が遅れたと言う事実はどうあがいても変わらないし、
車の渋滞に巻き込まれればしばらく車は進まない。
誰もがそんな事はわかっている。が、
そんな事で悩んでる事も少なく無い。
つい感情的に囚われてイライラしたり、
どうにもならない事に悩み、
誰かに、何かに責任を押し付けがちだ。
自分もまだまだそうした思考から抜け出せない事も多いが、
サッカー人生を通じて学べて良かったと思う考え方の一つだ。
いかに自分の内側へ矢印を向けられるか?
長く現役を続けている選手、活躍する選手の多くは
『悩み方』がめちゃくちゃ上手い。
・味方が自分にパスを出さないのはパスを出さない味方が悪い。
・もしかしたらパスが来ないのは自分の動き出し、ポジションが悪く味方がパスを出せる状況ではなかったのかもしれない。
とでは『悩むポイント』も『悩んだ後の結果』も大きく変わる。
・前者は何かしら自分にパスが出せない理由があったのだとすれば、
一生パスが来る事は無いだろう。
一方、
・後者は動き出し、
ポジショニングを見直す事で
パスが来る確率が上がるかもしれない。
もし来なくても試してみた事が違うだけで、
違う方法をまた試す事でパスが来る様になるかもしれない。
結果自分が結果を残しやすくなるし、
出来る事が増える。
自分に目を向けて悩み、
自分で解決する為に努力、工夫し、
結果を示す。
長く現役を続けられる人や、
素敵だなと思う方達は
皆、悩みどころの区別が上手い。
一見悩んで解決が難しそうな事も、
意外と自分に矢印を向ければ
解決出来ることも多い。
誰かが、何かが変わるか、すぐに変化するかなんて自分にはわからない、
唯一すぐにでも何かを変えられるとしたら自分の事だ。
これだけは確かだ。
本当にその悩みをすぐにでも解決したいなら
自分が変えれるところから歩みを進めればいい。
『変化するのはいつも自分。そしたら世界も変わる。』
よくこんな感じのお言葉があるが、
悩みを解決する上での
大事な考え方だと思う。
"The beginning of a new adventure!"