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「東方報」でのリンヤンコラム『中国伝統武術と日本武道の対話(二)』

9月16日のユタ州中国語新聞<東方報>でのリンヤンコラム。
前回の<中国伝統武術と日本武道についての対話>に続き、シリーズ2になります。

十年前、元<武術>の編集長生島裕さんに私が質問し、その答えを記録したのはもとの文章でした。日本語を中国語に訳して、いま紹介しました。

2024年9月16日の東方報「リンヤンコラム」

いまから約50年前の1980年代、
生島さんたちは、改革開放後最も早く中国に入る外国人の報道者でしょう。
直で民間武術家を取材し、写真とビデオも録り、今のようなYouTubeがない時代では、
そのリアルの報道は、世界の武術愛好者にとって、間違いなく貴重な情報源でした!

一方、あの時の中国民間武術は、かなりいいものが残っているだと私は思います。
中国建国前の時代を経験した老武術家たちは、文化大革命を生き抜き、改革開放直後のときだとお歳は60代、70代、まだ身体の衰えが始まってません。(私の師爺王敷はこの世代でした)

あの時の若い世代でも、清末民国の時代を生きた師匠から直接教わっていたので、古風の武術が身についていました(私の師父は良い例)

そういう意味では、生島さんたちは、中国民間伝統武術の貴重な輝くときを捉えたと思います。

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