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あなたはどんな音色を奏でられますか?

みなさん、こんにちは!まっきーこと石牧です。大体毎週火曜日までにブログを更新しているのですが、大体金曜日ぐらいになるとネタがなくてソワソワするんです。何かないかなーって考えていると、大抵は楽読の受講生さんとお話ししているときに「これいいかも」という発見を頂けます。生意気にブログなんか書いていますが、なんだかんだでネタもきっかけも周りの皆さんに頂いているんですよね。ありがたい限りです。さて、今週もスタート!

1. 新しいインストラクターさんとお話ししていて

実は、楽読池袋スクールに10月から小嶋司(つかさ)さんという新しいインストラクターさんが加わりました。この方の経歴が面白くて、以前はビジュアルバンドのボーカルをされていたんだそうです。ただでさえイケメンなのに、お歌もお上手ときたらモテない訳がない!かっこよすぎます!うらやましすぎます!

あっ、すいません。話がそれました。私は正直、ロックバンドには疎いのですが、ミュージカルとか舞台が大好きで、宝塚とか帝国劇場とか見に行くことがあります。井上芳雄さんとか山崎育三郎さんなんかが舞台で歌っているの見るとテンションが上がり過ぎて、勘違いもはなはだしいのですが自分も歌えるんじゃないかと思ってひとりでカラオケに行ってミュージカルの曲を歌ってみたりします(ひとりだから誰にも迷惑かけてないですよ~ww)。でも、当然ですが、プロの人のように声が出ません。舞台の上で踊りながら軽く歌っているように見えるのですが、いざ自分がやろうとすると全然ダメ。なので、つかささんに聞いてみました。どうやったらうまく歌えるの?と。

2. あなたはどんな楽器ですか?

そうしたら、こんな答えが返ってきました。

”歌う”という行為は、自分の体を楽器として使いますよね。だから、ひとつは、力を入れずに自然に歌うこと。いくら高級なヴァイオリンでも、弦を強く弾いたら汚い音しか出ない。だから、力みすぎずににきれいな形で歌うことです。ふたつ目は、自分がどんな楽器なのかを知ること。あなたの体が楽器なんだから、自分がヴァイオリンなのか、ヴィオラなのか、はたまたチェロなのかをちゃんと見極めること。高い声を出そうとどんなに頑張っても、あなたが体がチェロならばヴァイオリンと同じように高い音を出すのには限界があるんです。だから自分の得意な”音”を見つけて、それを受け入れることです。僕も昔は出せないのにヴァイオリンのような高い音を出そうと必死だった。でも、自分はヴァイオリンではないことを受け入れて、”自分の音”で歌ったら、楽に強く歌えるようになりました。

やっぱり、生業としていた人が言う言葉は重みが違いますよね。しかもイケメンが真面目な顔で言ってくれるからより説得力があるww確かにとうなずきながら、ふとこんなことにも気が付きました。

3. キーを無理やりカラオケに合わせていないか

確かにプロの人が歌っている姿を見ると素敵だなとか、あんな風に歌えたら気持ちいだろうなって思いますよね。同じように歌えるように努力することはすごく素敵だと思います。きっとプロの人たちだって最初からできた訳じゃない。何度も練習して、高いところから低いところまで声を出せるようになったんだと思います。でも、原曲のキーに固執して、頑張りすぎるとのどを壊す。例えば、私がレクイエムのpie jesu No.4あたりを女性のキーで歌おうといくら努力しても無理です。それだったら、自分という楽器を最大限に生かすためのキーを探して、楽に強く歌えるように練習した方がきっと自分にとっても聞かされる方にとっても楽なんだと思います。歌のキーに固執する私のように、世の中のルールや”当たり前”みたいなキーに自分を無理やり合わせてる人がもしいたら、自分の”音”で生きる道もあるよって言える人間になりたいなと思いました。

最後に、ご本人に無断でつかささんのYouTubeを紹介させていただきます!!シングルベッドが聞きたいな~(*^^*)

今日はこんなところで。


楽読のインストラクターやってます♪興味があったらぜひ!


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