蝶をお手本として
もっとうららかな日々に憧れ
もっと優雅に
春の風と暖かさに同期する
蝶を手本にして
この時機(きせつ)は
まてよ
まてよ
花から花へと
翔び移る刹那のとき(インフィニティ)は幽玄で
この己のたった小さな動きも
羽音も
たとえ微々たるエネルギーであったとしても
風を起こし
ガイアの願いに呼応して
宇宙の来年への蓄えとなり
震災に微動だにしなかった蔵に
せっせと溜め込む
いのちの美しさが見えるではないか
ハットして
合点して
新しさの時をもとめる
しかも軽やかに
Music ∶Jack Pintian ( Butterfly’s Path )
yatcha john s. 「 蝶をお手本として 」