I believe, free as the wind
幼き日 いつもむずかしい顔の父がその日だけは笑顔で包みを手渡した
小さな小さな鯉のぼり
自分で川を遡(さかのぼ)れ
滝を昇れば大きくなる
滝を昇ったら飛んでいけ
風になって大空を駆けろ
自分は戦争でからだがきかない
代わりにおまえの走る姿が見たい
おまえの好きな甘い世界
好きなだけ羽ばたけ
世界に出ていけ
俺より先の もっと遠くまで
そして今 父の命を遥かに越えて
こんな時代の五月に思う
Free as the wind
I believe it
yatcha john s. 「 I believe, free as the wind 」