トラブルやできごとから何を学ぶか?
私はヨガの講師、カウンセラー&コーチをしています。
6月、7月と、お客様たちや関わりのある方から
「体調を崩した」
「心の調子を崩している」
という話を聞くことがとても多かったのです。
北海道にも梅雨のような時期が増えてきて
湿度も高く、天気も不安定なため
外気にも影響を受けやすい「自律神経」の乱れが影響しています。
自律神経は免疫力とも関係するため
自律神経が乱れると、免疫力にも乱れが起きます。
中医学の視点で考えると
自分の「気」が不足していると
気圧や天気の影響を受けやすくなります。
自分自身を知り、自分自身の
「エネルギーマネジメント」ができること。
「気」を消耗しない、補充する、整えることが
病気にならないからだとこころ作りに大切です。
中医学で面白いことは
全てのことに「原因」と「理由」が
つくところです。
身体の調子を崩したとき
心の調子を崩したとき
自分の「生活の仕方」や
自分の「こころの持ち方」。
バランスを崩すときのパターン。
を振り返ってみる視点を持ちましょう。
と、説いてくれるのが
中医学なのです。
「ただ、調子を崩した」と捉えて
生活や在り方を変えなければ
また同じパターンを繰り返す。
・これはなぜ起こったのか?
・どんなことで起きたのか?
このように自分自身に問いかけることは
自分に目を向けることでもあり
自分を知ることでもあると思います。
「全ての出来事は何を気づけ」と
メッセージをくれているのか?
「出来事から何を学ぶか?」
私はいつも自分に問いかけます。
そうすると、ネガティブだと
自分が捉えたことも
痛い経験も、ネガティブのままで
終わらないのですよね。
「転んでもただでは起きない。」マインド。
全ての出来事に意味を見出し
闇の側面からも光を見出すように
自分自身で向き合っていく。
そうすると、マイナスが
プラスになっていくのですよね。
闇が光になるのです。
私が中医アドバイザーの学びを得た
中医師の先生に
「中医学は愛と慈悲の医学」
を教えて頂きました。
ヨガの八支則でも
「アヒムサ」の教えが一番最初に
教えられます。
自分に目を向けること
自分を知ることは
自分への愛で
自分への慈悲ともなります。
身体を壊したとき
体調を崩したとき
私は私のもっているエネルギー以上に
使い果たしてしまっていないか?
活動と休息のバランス
外側と内側のバランス
が乱れていないか
自分を知る
自分に目を向ける
チャンスなのです。
自分の体やこころが健康であることは
それだけで資源となります。
強制的にストップかかったときは
「立ちどまりなさい」と
体が全身全霊で言っているとき。
行動することが良いことで
休むことは、ダメなことでしょうか?
行動することで得られることが
たくさんあります。
多くのものはそうだと思います。
では休むことはいけないことでしょうか?
休んでいる間に、からだもこころも
回復するのが生き物では
ないでしょうか?
休むことは、回復することであり
休むことで、大切なものが何か
焦点があってきたりもします。
行動と休むことは
一セットです。
全ての出来事は
どんな気づきをくれているのか?
そんな視点で生きていくと
心や精神性も成長していきます。
今日起こる出来事からも
成長のチャンスが与えられている。
そんなふうに生きていくと
人生は一生、成長なんです。
私自身は活動と休息を繰り返し
歳を重ねても一生成長して
行けたらいいなあと
思っています。
学びながら
一生、成長し
一生、進化
していきたいものです。
音声にもしました。
https://stand.fm/episodes/668d08f28933c33c7741a9ce
最後までお読み頂きありがとうございます。