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【感想①】RADIOZINE「ラジオとわたし」/季節の手紙や さん

私がnoteを始めた理由は様々だが、
感想をきちんと書いて
残してみたいと思ったから、
というのも大きい。

そのきっかけを与えてくれた読み物が
「ZINE」。
個人で自由に作成する冊子のことを指すそうだ。
私は初めてその存在を知ったのだが、
今回その「ZINE」を作成されたのが
季節の手紙や」さん。
お名前の通り、
季節ごとの美しい風景や果物などを描いた
レターセットや栞、ブックカバーなど
多数の作品を販売している、
素敵な作家さんである。

8月に購入。優しいタッチと色使いが魅力

今回、手紙やさんが刊行されたのは
RADIOZINEラジオとわたし」。
彼女がこよなく愛してやまない
ラジオ」について、
隅々までたっぷり
エピソードが詰まっている。

先行発売のあるイベントに行けず
後日minneで購入手続きをしたところ、
その日のうちに発送してくれて
2日後には到着!
伝わるお人柄の良さよ。

早速その日のうちに拝読。
あまりネタバレしない程度に感想を。

右上が本誌。作品づくりの様子が垣間見える

【RADIOZINEの魅力】

目を引くスタイリッシュなデザイン

まずは、表紙に惚れ惚れする。
優しく柔らかい色使いのイラストと
実際に描いている写真との合わせ技。

「山の絵を描いていたら
爪にも描きたくなっちゃった」

というおちゃめな動画を見たことがあるが、
それを4コマの静止画として
楽しめるようになっている。
かわいい。

表紙を開くと、
これまた素敵なイラストをバックに
様々なフォントやサイズを駆使した
個性的な記事の数々が目に飛び込んでくる。
それについては次の項目にて。

溢れるラジオ愛

手紙やさんは、局を問わず
福岡・佐賀のラジオを
たくさん聴いていらっしゃる方。

お仕事に家事に子育て、と
とてもお忙しい中
ラジオを聴いてはメッセージを投稿、
さらにXで実況ポストまで器用にこなす。

そんな彼女の
ラジオ生活
推しパーソナリティ
推し番組
これまでで印象深かった
リスナーさんの秀逸なメッセージ など
多くのエピソードが
数ページの中にぎっしり。

同じ ラジオリスナーとして
思わず「そうそう!」と
自然と頷いてしまうような内容ばかりだ。
特に「インドアがアウトドアになる」
とてもわかる。

ラジオ局にはそれぞれ
カラーのようなものがあって
人によって好みが異なりがちだけど、
彼女は非常に幅広く親しんでおり、
聴く局や番組それぞれに
愛と尊敬の念を持っているところが素敵。

さらに、お気に入りパーソナリティの
似顔絵も、たくさん描かれている。
これがまた特徴を捉えていて、とても上手!
ほとんどわかったはずよ。
わからない方は、
私がそもそも知らない方だと思う…(笑)

コウズマユウタ氏寄稿のエッセイ

そして豪華なことに、
「九州で最も影響力のある音楽ラジオDJ」
として名高い
コウズマユウタ」さんからのエッセイつき!

手紙やさんが最も推している
パーソナリティのひとり。
彼のように
週5以上で声が聴ける方なんて
そうそういない。

ラジオ番組を発信する側として、
コウズマさんが語る熱い想いも
このRADIOZINEに華を添えている。

【まとめ】

RADIOZINE。ラジオとわたし。
どんな本や雑誌より温かみがあって
何度でも読みたくなる魅力が満載だった。

私のように
普段ラジオを聴く人にとっては
もっといろいろな番組を聴きたくなるし、
ラジオを聴く習慣がなかった人も
「そんなにおもしろいんだ!
ちょっと聴いてみようかな」
というきっかけになるはず。

とにかく、あらゆる方々に
読んでもらいたい一冊。

博多バスターミナル6階の
紀伊國屋書店で購入可能です。
minneでも販売中↓

…という私の感想を
早く書いて伝えたかったのに
ゆっくり向き合う時間がなかなか取れず
大変遅くなってしまった。
手紙やさん、
素敵なZINEをありがとうございます♪
次回作にも期待!

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