ユースコーラスフェスト2021

大船の清泉女子学院さんにて、
県連のイベントであるユースコーラルフェストが催されました。
昨年はコロナ禍によってオンラインとなってしまいましたし、コンクール等も全て無観客でしたので、ようやく有観客の舞台となりました!
他の学校さんの演奏を聴けるのが嬉しくてたまらない久々の機会となりました。

今年は、作曲家の横山潤子先生をお招きしての開催でした。

私は海老名高校を指揮し、
横山潤子先生の
《春風》の無伴奏混声四部版
《むかしことばは》の混声四部版
を演奏させていただきました。

前者は合唱団ぬっくさんが今年の都のコンクールにて初演したばかりのものです。
そして後者は、有観客の舞台上では実質的な初演となりました。

どちらも素晴らしい作品です!

横山先生にもどうにか演奏を喜んでいただけたみたいで、一安心しています。

《むかしことばは》は、元々、あの七生緑小学校の委嘱作品だったものが混声化されたものです。
委嘱されたのは長崎大附属中さんです。コロナの影響もあり、舞台での初演はされていなかったようです。(録音だけはしたようです)

後に初演されるかと思いきや、男声の数が少なかったのか、混声三部版も作られ、そちらがYouTubeに上がっています。なわけで、混声四部が宙に浮いてしまっていたところを、縁あって私たちが演奏する機会に恵まれました。たくさん展開がある曲ですが、Nコン自由曲にも収まる時間サイズですし、テーマも壮大で、歌うこと、言葉を扱うことについて深く考えることができます。
ぜひ広く演奏していただきたいです!

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