勾留体験記 勾留の先 18日目
□略式起訴の割合
令和2年度の略式命令請求率は21.5%でした。検察官受理事件の約5分の1が略式命令による処分で、罰金または科料となっています。刑事事件の中には、不起訴処分とならなかったとしても「略式手続」という正式な裁判を実施することなく過去の判定をもとに罰金を納付して釈放という簡易な処分があります。 ちなみに起訴される確率は全体のおよそ3分の1です。
ここから先は
1,377字
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?