【体験談】某仏系航空会社によるロスバゲ
最近日本に帰国した際、某仏系航空会社を利用しましたが、その際スーツケースの1つが紛失し、無事返って来ました!プロセスで気付いたこともあったので、参考までに時系列に沿って体験談を書き記します。
1.駅でスーツケースを預ける
私が利用したのは電車と飛行機がセットになっている航空券で、フランスは短距離フライトを禁止しているため、このタイプの航空券の利用は2回目でした。知り合いから、電車に乗る日の前日に電車を乗る駅で荷物を預けることができると聞き、出発日の前日に駅にある航空会社のカウンターで荷物を預けました。その際にチェックインをし、私は航空会社のロイヤルカスタマーなので、ラウンジに入るチケットとボーディングパスを受け取りました。
2. フライトで成田に到着、荷物がないと気付く
無事に成田に到着し、荷物受取場で荷物を待っていました。しばらく待つと預け荷物の1つが出てきましたが、いつまで経ってももう1つのスーツケースが出てきません。もう出てくる荷物が無くなったようだったので、近くのスタッフに言い、フォームを記入し、到着ゲートを出て、出てきたスーツ―ケースを預けに宅配業者のカウンターに行きました。列ができていたので、待っている間に航空会社のコンタクトに電話をかけました。すると別の窓口を案内されたので、窓口の電話番号をメールで送ってもらえるように頼み、その後、空港から大急ぎで新幹線の駅に向かいました。
3. 窓口の電話番号が繋がらない
翌日、メールで案内された窓口の電話番号にかけると、「この電話番号は現在使われておりません」とのアナウンスが…。もう一度、最初にかけた窓口に連絡し、別の電話番号を教えてもらう。そこで分かったのは、①ロストした荷物を取り戻す会社と②補償する会社は異なるということ。①は某航空会社の子会社で空港内に事務所を設けている。②は某航空会社自体。ということで、ロスバゲに遭った場合は2つの会社(窓口)に自分で連絡する必要があります。
4. ロスバゲのReference番号が送られてくる
数日経って、②からReference番号が送られ、某航空会社のMessenger上で送られてきたTrackerに入力すると、ロストした荷物の情報等があるものの、特に「荷物がどこにあるか、いつ届くのか」についてはアップデートなし。しかもロストした荷物の情報(色、形等)がことごとく違っている…。この辺りから①と②の対応にすっかり呆れ、②には補償の件で問い合わせる。補償は基本的に荷物が届かなかったことで必要になって購入した身の回り品(衣服や洗面用具、食品や薬は除く)の返金をするとのこと。この時点で私は必要な物を購入していて、レシートを捨てそうだったので、ロスバゲに遭った場合は必ずレシートを保管してください!後ほど申請したレシート分は全て銀行送金で返金されるとメールが来ました。
5.荷物が届くも…
ロスバゲした数日後、①より荷物が成田空港に到着したから翌日か翌々日には私の実家に送付できると連絡が来る。ロスバゲから約5日程で荷物が到着したので、割とすぐに戻って来ました。しかし!受け取ってみると上手くスーツケースの車輪が回らない…。よく見ていると車輪の一部が破損していて、コロコロ動かせなくなっているので、実質使えなくなっている。①に電話すると、「空港に着いた時点で確認した際は問題なかったから、補償できない。配送業者に連絡してくれ」とのこと。一方、問題はなかったという写真等の証拠はなかったので、①から配送業者に連絡してもらえるよう依頼。翌日になっても連絡がなかったので、結局自分から配送業者に電話。配送業者は「車輪を修理することはできる」と言ったものの、こちらが「時間がないので補償か交換してください」というと、「破損個所の写真を送ってくれれば、修理代を現金で届ける」と。現在、修理代の確認待ちです。
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