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ポケカ公式資格があなたには本当に必要ですか。

こんにちは。ポケカのユーキャンです。

こういう問いかける系のキャッチ―なタイトルって炎上商法であり好ましくはないと思いますが、実は率直に思っていることですし、全文無料なのでなにとぞご容赦を。
(※本noteでは主にジャッジ視点でお話させていただきます)




24年度の公式資格試験の時期ですね。

いよいよ11/13(水) に、ポケモンカードゲーム公式資格試験
(以降、本試験)の受付が開始されます。

言わずもがな、本試験をパスすることで、試験スコアや状況に応じて、
イベントオーガナイザー資格,公認ジャッジ資格が得られるというものです。
私も2020年度・2021年度に本試験を受験し、両資格を各年度で取得しました。(当時は受付自体が分かれていた)


引用:ポケモンカードゲーム公式資格試験の実施
https://www.pokemon-card.com/info/004690.html


今年こそはジャッジ資格・オーガナイザー資格を取りたいと"本気"の皆様へ。

本試験受付完了の暁には、試験を無事に合格し、各イベント会場で、ともに稼働できることを心より願っております。

今時点では、世間では一つの趣味とでしか見られないものに対し、
他のどのポケカプレイヤーよりも真面目にポケカと向き合い、ポケカの知識のみならず一般人としての振る舞いをリアルでもネットでも求められることになる重圧や責任を一身に受けてでも、ポケモンカードへの愛があるほどですので、今後積極的・主体的にイベント開催やジャッジ活動をなされることでしょう。

先輩風を吹いたような言い回しですが、(経験値の差はあれど)ジャッジに上下関係なぞありません。仕事の休みの日に、自分ではなく他のポケカプレイヤーの対戦をサポートする人たちです。ボランティア活動です。お互いにリスペクトする関係性です。

シティリーグのジャッジも、一緒にポケカする仲間のひとりです。
イベントもジャッジも、助け合いながら共通の目的を達成していきます。

たまたま皆さんより資格を3年早く取っただけの私ですが、
ジャッジになったからこそのいろんなつながりを持たせていただいて、感謝感謝の日々です。
新たな世界に踏み出そうとしている皆さんには、全力で応援しております。




ではなぜタイトルのような問いかけをしたのか

A:「仮想対合室」を設けられるほどの資格とはとても思ってないからです。


資格取得しているお前が言うな案件ですが、
そもそも資格って必要ですか?という話です。

ジャッジ資格を取る目的ってなんでしょうか?
ジャッジ資格が欲しい理由ってなんでしょうか?

前項でも述べた通りですが、有資格者となればポケカに関する言動に責任が伴います。
一般人ですが、「イベントオーガナイザー」「ジャッジ」という色眼鏡が付きます。

たびたびネットでは火を噴いたりしますが、ジャッジなのにジャッジらしからぬ言動などにより、個人ではなく"ジャッジ"全体がネガティブ印象を持たれがちです。
(ルールに精通している人のはず、というイメージは当たり前に持たれます)

またジャッジ業務中も気が抜けません。
我々も同じ人間です。見逃しやミスは100%起こさないとは言えません。
しかしネットの海には、1%のミスでさえ許せないとまくし立て、挙句は公共の場で「ジャッジ辞めろ」と投稿する始末です。

某コメント欄より。一目につくところに書くものではないです。


「より良くするためには、プレイヤー同士、参加者同士の互いへのリスペクトが何よりも大切と考えております。」
これはテーブルに座る2人のプレイヤーだけではありません。ジャッジも、対戦を見守る視聴者も、その場で行われているポケモンカード対戦にかかわるすべての人間が「参加者」です。





このような状況でも、簡単に叩かれやすい環境下におかれても、
本試験を受験してまで資格が欲しいですか?
そこまでしてもあなたを突き動かす資格取得の動機はなんでしょうか?









残念ながら、昨今は受験を希望するすべての人への席が用意されている訳ではありません。

厳しいことを書きますが、
なんとなく取りたい
ってだけで資格を取ってほしくないと、私は思います。

友人よりルールを知っているから
ってだけで資格を取るくらいなら、他の人へ席を譲ってほしいと、私は思います。


中途半端な考えで資格を得られたとしても、
ご自身のみならず関わる周辺の人すべて(新しく関わる人たちを含む)、だれも幸せにならないです。

資格を取れるのが偉いわけではなく、
新しいベクトルで上を目指す人のための試験になってきています。


私はもっと明確な動機がある、と反論をお持ちであれば、
二次試験(オンライン面接)にてその考えを面接官へ熱弁してほしいと思います。



ユーキャンのジャッジ活動への思い


こんなnoteを書くくらいですから、
さぞかし大層な志をもって稼働されているのでしょうね。
とお思いのあなた、正解です。

僭越ながら、私自身も大きな志をもって活動しています。


ジャッジもポケカを楽しむ一人の参加者です。
CLなどの大型大会では、皆さんと同じように身銭を切って会場へ向かいます。

「公式大会等でジャッジとして活動できる資格」を持ったからこそ、CLやシティリーグ・自主大会でジャッジとして活動を重ね続けることで、
【(見たことがある顔の)あの人がジャッジ稼働しているなら安心してプレイできる】と、
1人でも多くのプレイヤーから思っていただけるように。
そして、そのようなジャッジが開催するポケカイベントになら、参加してみようかなというポケカ初めましての方が、1人でも多く来てくれるように。


綺麗事のようですがゆるぎない事実として、カードショップ店長さんに頭を下げイベント開催を許可いただき、こうしてオーガナイザーでも活動しております。おかげさまで、イベントに参加していただいた人々の繋がりは大きく広がり。
藤沢は私の第二の故郷になりつつあります。

プレイヤーとしては成長乏しいですが、イベンター・ジャッジとしては人一倍に活動し続けています。毎月毎月増え続けるカードプールや、過去例のない新たなテキストの理解など、仕事の傍ら知識を蓄え続けています。
また一個人の考えではジャッジ対応に関する考えが凝り固まるため、CLへは全会場ジャッジ参加し、全国各地から集まるジャッジ仲間とともにこちらも切磋琢磨しています。


・どのような状況でも公平なプレイ環境へ導き続けるため
・自分のイベントに安心して参加してもらうため
・自分自身の人間としての成長機会のため


私は今日ジャッジ活動をし続けています。


明日、本試験受験を希望しているすべての皆様へ


手のひらをつのドリルしますが、
中途半端な気持ちでない限りは、どのような動機があってもいいと思っています。

「あのイベンターがかっこよくて、自分もそうなってイベント開催して楽しませたい!」
▷ いいですね。私もLikey3156氏にあこがれを抱いたのが受験の動機の一つです。

「人よりもルールを理解してきたからこそ、ちゃんと公認をいただいて、他のプレイヤーをサポートしたい」
▷ 素晴らしい考えです。そのような熱意はちゃんと伝わりますよ。


ポケカプレイヤー人口が日本国内でうなぎのぼりに増え続けています。ここ2~3年の人口流入はめまぐるしいと私も実感しています。サニチャンフェスでもありましたが、下は幼稚園、上は70代の御老人まで、ポケカ文化が形成されつつあると思います。

そのような中では、イベントオーガナイザーもジャッジもまだまだ足りません。地方に行けば行くほど顕在化しています。
(現に山形県に引っ越した私は、都内との違いにかなり驚いていたり。)

これからのポケカライフを豊かにするために、
今後のポケカ発展にむけて、受験希望するほど・資格を得たいという
実直で真剣な気持ちを持ち続けて、一緒に活動していきましょう。



CL各会場、ポケカイベント会場でまってます!

ユーキャン


追伸:
試験テキストは穴のあくほど見てください。
イベント活動でもジャッジ活動でも必要です。

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