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コロナに無症状で陽性になりましたVol.3
コロナシリーズも3回目となりました。
記事を読んでいただいて、更に有料部分も購入していただいた方には感謝です。ありがとうございます。
正直こんなにたくさんの方に購入して読んでもらえるんだ……と思っています。頭が上がりません。靴くらいなら喜んで舐めます。どうぞ言ってください。
前回の記事はこちら
では今回もよろしくお願いいたします。
今回も一部有料記事にさせていただきました。
もちろん購入しなくても楽しめるようになっていますので、ご興味がある方は是非とも購入してみてください。
今回はの有料は記事は「僕のちん毛が無くなった話」です。
コロナ関係ありません。
──
1月12日(水)判決・敗訴
容疑をかけられている間の気持ちってこんな感じなのかなと思う一夜が過ぎました。ぐっすりと寝られたような寝れていないような、なんとも言えない気分です。
昨日までと体調の変化があるか?と言われたら、多少咳が出るのと痰が出るくらいでした。
いやいや症状出てるじゃん!とは思わないでください。
これくらいの咳や痰は、エアコン付けっぱなしで寝た時に出るくらいの微々たるものです。
ですが、今容疑をかけられている身としたら多少はビクッとするものですが。
病院からの結果は、本日の朝9時~10時の間に電話でお知らせが来るとのこと。という事は僕の為に、流行り病感染疑惑対策本部が発足され、夜通し会議が行われていたということになります。
とにかく判決が出るまでは待つしか無いのです。
正式なコメントは弁護士を通して書面で回答させていただきます。
なかなか電話が鳴らず待ちます。時計は10時10分を指していました。
この裁判は難航しているのでしょう。「意義あり!」とか言っちゃってるのでしょうね。
その時です。見知らぬ番号から着信が入ります。
普段は知らない番号からの着信はほぼ出ないのですが、今回は結果発表の通告がされることがわかっています。僕は半ば緊張しながら電話に出ます。
岩「はい、岩橋です」
看「岩橋さんですか?昨日検査いただきました〇〇クリニックです」
岩「お世話になります。ほいで結果はどんな感じになりましたっすか?」
看「はい!昨日の検査の結果……」
岩「ゴクリ(午後の紅茶を飲む音)」
看「やっぱり陽性でした」
──
1月12日水曜日 午前10時11分 岩橋淳容疑者 陽性確認
この時の正直な気持ちを言います。
うわマジかよ。という気持ちと、どうせなら陽性になってろよ?周りに迷惑かけてんだからよの気持ちの2種類がありました。
ですが、本当に陽性になるのは違うじゃん。
何度も言いますが僕は無症状なのです。元気なのです。
判決が出た以上それに従うしかありません。
検査をしていただいた病院から
「このあと保健所から連絡が行くかと思いますので、そちらの指示に従って療養をしてください。お大事にどうぞ」
と最後のお別れの言葉をいただきました。お世話になりました。
あぁ僕は正式に流行り病患者になってしまったのかと肩を落としました。
何が嫌なのかと言うと、どこにも出ることができない長い休みになってしまうということ。
これが熱だなんだ体調がなんだとなっていれば療養にもなるのですが、何度も言いますが何も無いのですから。
マネージャーと相方に正式に陽性の結果が出たことを連絡し、僕はまた天井を見ることになりました。
なんてったって保健所からの連絡、指示が無い限りここから僕は何をどうすることもできません。ここ数日はあみんくらい待ってる気がします
。
しばらくポ○コチンをいじっているとぼんやりと過ごしていると、マネージャーからの連絡がありました。
内容としては、相方の佐竹さんが濃厚接触者として該当しているかどうかの判断を早くしたいとのことでした。
実際、お子様も生まれたばかりですし、不安要素を取り除きたいということと、仕事がそれで止まってしまうのは……ということでしょう。
でもね、僕もどうしたらいいのかわからないのです。なんてったってはじめてのようせいなのですから。
それに僕に来る連絡は遅いかもしれないという事は言われていました。
保健所から陽性者への連絡には優先順位というものがあるそうです。
重傷者や体調が優れないという判断がされた方は早めの対応が必要なので連絡が早く来るそうなのですが、軽症や僕のような無症状の陽性者は後回しとまではいかないがその後の連絡になるそうです。
じゃあ絶対僕なんて最後じゃん?
ということでマネージャーから、僕が住んでいる自治体の保健所に連絡して確認をしてほしいと依頼されました。
まぁそれくらいはやりますとも!と意気込んで電話をかけるものの、これがまぁ繋がらない。コールすら鳴りません。
忙しいのはわかります。が、こちらとしても急を要しているのです!電話に出てください!と念を込めながら掛け直しても沈没。
忙しいのですよね。わかります。わかります。もうこればかりはしょうがないですよ。
マネージャーに連絡して、保健所からの連絡を待つことに。
──
私待つわ。いつまでも待つわ。
夕方ごろ、うんちをモリモリとして部屋に戻った時のこと。見慣れぬ番号からの着信履歴がありました。
いやだなぁ怖いなぁ怖いなぁと思いながら折り返しても繋がらず。
これはと思い番号の検索をすると、コロナ陽性の方にかかってくる確認の電話でした。
やっと僕の順番になりましたかと折り返すものの繋がらず。何度でもかけ直しました。baby Boy.私はここにいるよ。
こんなに掛け直しても繋がらないのはおかしいと思い調べてみると、発信専用で折り返しても無駄な番号だということが判明。
また順番に電話をかけていくそうなので、可能な限り電話に出たほうが良いとの書き込みがありました。
ちくしょう先に言ってくれよ。
今日は諦めて寝ようと思いましたが、相方の件がありました。それは確認を早めないといけません。
なのでダメもとで保健所に電話をかけてみたところ繋がりました。
電話にはハキハキとした女性が出てくれました。お疲れのところ申し訳ありません。
岩「すみません、僕コロナの陽性という診断されまして、先程お電話に出れなくて…」
担当「そうなんですね。その場合ですと、折り返しを待っていただくことになります。お待たせして申し訳ありません」
岩「なるほど、わかりました。すみません、こちらの都合にはなるのですが、お伺いしたいことがありまして……」
ここで僕が陽性と判明した経緯や、芸人をやっていて相方が濃厚接触者に該当するかどうかを早く確かめろと会社から圧力をかけられているお願いされていることなどを説明しました。
担当「それは大変ですね……恐らくなのですが、今回のケースですと(濃厚接触者の)定義のガイドラインに、マスク無しで1m以内の距離で15分以上の会話があるというのがあります。なので、デニスno寄席でデニスのM-1グランプリ準々決勝のネタのカバーネタ約5分でしたら濃厚接触者に該当しないかと」
岩「なんでそこまで知っているのですか」
ということで相方の佐竹さんは無事に濃厚接触者として認定されませんでした。よかったよかった。
*この濃厚接触者の定義に関しては、後日また新たな情報を耳にすることとなります。お楽しみに。
ひとまず安心できましたが、僕の対応がまだ終わっていません。
どうなることやらですね。
──
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