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毎週水曜は路上ライブ
毎週水曜日16時から札幌よしもと芸人による路上ライブが開催されています。
個人的にこのイベントはもっと大きく盛り上がってほしいと考えています。
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札幌のアーケード街の狸小路。1丁目から7丁目まであり、飲食店から洋服屋、ドン・キホーテもあるし昔ながらのお店もある札幌の歴史みたいなものです。
最近は都市開発などもされており、新しい商業ビルもできました。それが「moyuk SAPPORO」です。
モユクはアイヌ語でタヌキを意味するのですね。初めて知りました。
ここの1階入り口スペースにて、毎週水曜日16時から「モユクx札幌よしもとゲリラお笑いライブ」と称してイベントを開催。週代わりで様々な芸人が登場してネタを披露します。
僕はこのイベントに10月からMCとして携わらせていただいています。
狸小路は札幌のメインアーケード街でもあるので、人の往来がかなりあります。立地としてはとても素晴らしいところでやらせていただいていると思います。
もちろん観覧は無料です。気軽に足を運んでもらいたいと思っていますが、その反面、無料というのがまた難しいと考えています。
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昔、コンビ時代は本当にたくさんの現場営業を経験させていただきました。
映画祭のようなよしもとの大きいイベントから、イオンモールのステージはもちろん、小さな町の商店街の練り歩きチンドン屋もやりましたし、屋根もなければマイクも音響設備もない。「こちらがステージです!」と案内されたところがビールケース1つなんてこともありました。
そのような現場をたくさん経験しているからこそ鍛えられたこともあります。
このモユクのステージは人の往来もあればマイクも音響もあります。素晴らしい環境です。
ですが、無料のイベントというのは難しい。なぜなら「見ても見なくてもいい」からです。
「なんかやってんな」で足を止めていただけることはあるのですが、最後まで楽しんでいただけるのかは別のお話。更に言うと、このイベントめがけて足を運んでいただくことはまた難易度が上がります。
もちろんこのイベントを楽しみに来ていただいている方もいらっしゃいます。いる。はず。
現状のお客様を満足させ続け、より沢山の方に観に来ていただけるようにするためにはどうしたらいいのか?を考えた結論は「イベント感をもっと出す」ということでした。
僕がMCとして毎回出演させていただくことになったこともそうなのですが、今までなかったマイクスタンドを用意していただいたり、スピーカーから出囃子などを流すことができるようにお願いをしました。
モユク様もホームページでイベント案内を毎回出していただいています。ありがとうございます。
「なんかやってるイベント」から「ちゃんとやってるイベント」に代わることはとても大きいことだと思います。
まだ大きい声では言えませんが、足を運んでいただいた皆様にもっと満足していただけるようできるようになっていく予定です。
モユクと札よしの、狸小路の名物イベントになればいいなと僕は心から思っています。
毎週水曜日16時。モユクサッポロでお待ちしています。
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なぜ僕がこの路上イベントが盛り上がればいいなと思っているのかは次回の更新の時に書きたいと思います。
僕が昔札幌に居た時代は「路上ライブの文化」があったという記憶のおはなしです。