小宇 応援報告 10 ◆『冰雨火』中国ドラマレビュー
なんだかんだで『冰雨火』レビューも10コめになりましたー!
それもこれも、読んでくださる皆様のおかげです。感謝!!
こちらの note の素敵な機能で、アクセスしてくださってる数が分かる仕組みなのです。まあまあの人数の方にお読みいただいるようで。
自分もそうだけど、なかなか「スキ」までは押せなくても、読んでくださってる方がいると思うと、張り合いが出ます。ありがとうございます。
「スキ」もよかったらご遠慮なく(笑)
皆様の note も読みに伺いたいのですが、なかなかタイミングが…
時間取れるときにおじゃまさせていただきますね!
というわけで、懲りずに今日も書きたいと思います。
今回もハラハラドキドキゾクゾクの "鳥肌シーン"
ストーリー上のネタバレは含みますが、暴露的なものではありません。
吴振峰と陈宇、刘恺华と姜磊を追跡(ep27)
雲河警察の麻薬取締捜査は沧南省の規模に拡大し、陈副总指揮の元オンラインで北京や香港の本部とも結んだ、大がかりな作戦へと移行する。
陈副总は吴振峰と、林局は陈宇と、それぞれスマホで連絡を取り合いながら指示を飛ばす。
緊迫したシーンが続く。
初め、吴振峰は姜磊と一緒にトラックに乗っていたのだが、途中のガソリンスタンドで降ろされてしまう。途方に暮れて陈副总に電話したところ、「頼めるか?」と依頼されたのは、姜磊を追って嵊江に乗り込んだ 刘恺华の追跡だった。
嵊山空港に降り立った刘恺华は、姜磊が埠頭のどこにいるか突き止めたい。なかなか口を割らない甥に「自分はもう捜査本部勤務から外れている、彼らはもうすぐ追ってくるから一緒に香港に逃げよう」と騙して聞き出す。
ここの刘の心理的葛藤、溺愛している甥と自信の警察官としての正義感の間で苦しむ表情は、とても痛々しいものがある(涙)
一方トラックの吴振峰と姜磊を追跡していた陈宇は、吴振峰が降りたあともそのまま磊姜を追うが、コンテナヤードの倉庫でまかれてしまう。仕方なく待機。そこに陈副总から連絡が入り、埠頭で吴振峰と合流するよう指示される。その吴振峰は、埠頭で落ち合った姜磊と刘恺华を監視しているのだ。(複雑!w)
この一連のシーン、車移動の点と点
・陈副总を中継点とした《吴振峰、姜磊、刘恺华》の追跡
・林局中継点とした《陈宇、吴振峰、姜磊》の追跡
が電話を駆使して一つの点に集まっていく様は、映像のカット割りが秀逸でテンポよく、スピード感があって滅茶苦茶あってワクワクするのだ。
峰と宇から陳と林に同時に電話が入り、それぞれの情報を合わせて指示系統が交差し、陳が宇に直接指示を出したりするのもスリリング!
ところ変わって
浜海埠頭で無事合流する小宇と峰哥。あの勐佧と派出所を結んだ携帯電話の会話後、初めての再会。
お互いの意思を確認できている安心感で、二人の笑顔が柔らかい。幼馴染でありながらその後紆余曲折を経てやっと今、信頼を確かめ合う感動的なシーンだ。
陳副総監からは毒物と万賀達の居場所が確認できたらすぐに現場を離脱するよう命じられる小宇。「作戦の最終地点はここではなく香港だ、いいな?」と念押しされ、合わせて吴振峰の身柄の安全確保も確認される。
命令通り峰哥に「何かあったら俺のそばを離れるな」と気遣う小宇。照れたように「俺の方が兄貴だろう。万一の時は俺がカバーするから」と返す峰哥。
何言ってんだとでもいうように「俺は警官だぞ」と車内に並んで座り、お互いの安全を気に掛け合う二人の視線にホロリとする。
会話はこんな感じで続く
峰哥:忘れるな、俺の今の立場は密売組織の一員だ
小宇:お前なぁー、車から途中で降ろされたじゃないか
峰哥:俺はずっと考えてるんだ。もしも何かあったら俺がお前を助ける。
三年前は一緒に戻れなかったが、今度こそはどうにかして一緒に戻るぞ。
胸がジーンとする場面。やっと信じ合える間柄に戻った二人。
しかし。ここは最終話への伏線でもあり…
そろそろ時間だ、と小宇が見回りに出る。いない間は外にでるなよとまるで子供を諭すように言い含めて車外へ。
間際に「これ俺の鸭脖だからな、全部食べるなよ」と冗談も忘れずに。
今回はコンテナヤードの荷役シーン。
次回は、本土側の最終地点 嵊山での警察と密売組織の攻防、荷を待ち受ける香港側の状況に絡んだ展開で、埠頭には勐佧の骨头や万賀達も集まっています。
ハラハラドキドキなシーンの連続。見応えたっぷりな終盤。
よかったらまたお付き合いくださいね!