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野菜宅配サービスのLPデザイン制作(お題から派生して制作してみた)

こばやす(@kobayas_s)様のお題より、設定をお借りして、ランディングページのデザイン制作にチャレンジしましたので、制作フローを残しておきたいと思います!


お題元と前置き

お題元クライアント:こばやす農園について

創業から100年の歴史ある農園。代々受け継がれ磨かれた地で育てた新鮮な野菜をお届けする。

こばやす様

元は、こちらの農園のwebサイトを作るお題となっておりますが、そこから派生し、農園の「野菜宅配サービスのLPデザインを制作する」お題として、自ら設定し取り組んでおります。なので、農園の概要はお題元を拝借し、以下LP制作にあたっては、私の考えた設定を含みます。🙇‍♀️

制作物

完成したLPがこちら。
構成作成・ライティングも自身で行いました。

制作期間

要件整理:3日
構成作成・ライティング:3日
デザイン作成:6日

制作プロセス

LP制作にあたり、目的・ターゲット像・訴求軸・テーマを明確化していきます。(実務であれば、ヒアリングや情報収集をもとに行うところかと思います。)

要件定義

課題:若年層への認知拡大▶︎野菜の直接購入者を増やす
施策:お試しセットの特別キャンペーンを実施。
   まずは、農園の野菜のおいしさ知ってもらいたい。
LPの目的:野菜宅配サービスのお試しセットの注文獲得(サブ:農園の宅配サービスの認知率アップ)
ターゲット:20〜30代 子育て夫婦
流入元:Instagram

まだまだ当サービスの認知率は低く、今回の取り組みは、潜在層へのアプローチで認知・ブランディング要素が含まれることとして、サブの目的も設定しています。

ペルソナ作成

ターゲットのニーズを深掘りするためにペルソナを作成しました。画像はその一部。

ターゲット家族の食卓シーンのニーズとして、「手軽に、安全・栄養価の高い食材を手に入れたい」「料理は時短したい」「日常における家族の食事の場を楽しくしたい」ことなどが考えられました。

ターゲットのニーズに対して、このサービスが提供するユーザーのベネフィットとして、以下のことを考えました。

  • 手軽に、安心・鮮度の高い野菜が手に入る

  • 美味しい野菜で、調理がラク・楽しくなる

  • 食卓が楽しく・豊かになる

  • 野菜が届くのが楽しみになる、何が届くかワクワクする

競合調査

続いて、差別化要素・業界デザインのメジャー感を把握するために、他社サイトを一覧にまとめ、分析しました。(他社サイトのピックアップはあくまで仮定です。)

差別化要素としては、種類の豊富さ、地域ブランド、安全性、鮮度、価格などがみられました。

デザインでは、以下が共通してみられたので、参考にしたいと思います。✍🏻

・写真を大きく配置し、野菜を目立たせる
・カラーは、緑・赤・オレンジを使用しているサイトが多いが、明度・彩度を調整し、写真の野菜の色を映えさせるようにする
・ぎゅうぎゅうの野菜を見せて盛りだくさん感を表現 or
 一つ一つの野菜を大きく、かつ断面を見せて、みずみずしさやシズル感を表現
・明朝体で、丁寧さ・品質の良さを表現 or 
 角が丸い字で、優しさ・バラエティに富んだわくわく感を表現

訴求軸・テーマ決定

以上のことを踏まえて、今回のLPでの訴求軸を以下に決定しました。

  • 信頼感と安心感〈農園創業100年〉

  • 野菜の鮮度〈朝取れ野菜を農園直送〉

加えて、LPのテーマは、「創業100年の農園から朝取れ野菜を、子育てファミリーの食卓へ」とし、具体的には以下のことを伝えられるように構成とデザインを作成していきました。

  • 農園創業100年の歴史を誇り、代々受け継がれてきた農業の知恵と経験を背景に、新鮮で安心・安全な野菜を提供する当サービスの魅力を伝える

  • ターゲットが当サービスを利用することで、忙しい毎日の中でも、手軽に楽しく料理ができるようになること、当農園の野菜を通じて食卓が豊かになることを感じてもらう

構成・ライティング・ワイヤーフレーム作成

訴求軸・テーマをもとに、構成を作成しました。ライティング・デザイン制作に向け、セクションごとに特に伝えたいことを明確にしながら作成しました。
今回、潜在層へのアプローチなので、農園のことを知らない方たちに安心感を持ってもらうために、権威性・農園紹介のセクションをキャンペーン紹介のすぐ後に配置しました。

これをもとに、ライティングとワイヤーフレームの作成を行いました。(ライティングの内容は勉強・スキル不足ですのでご容赦ください🙏)

デザインコンセプト決定

テーマとターゲットを加味して、デザインのコンセプトを以下に決定しました。

  • 農園の長い歴史の「信頼感」と、ターゲット世代への「親しみやすさ」を両立させる

  • 食卓に新鮮な野菜が届くイメージを表現する

信頼感を感じさせるデザイン、親しみやすさを感じさせるデザイン共に、参考サイトを収集しつつ、具体的なあしらいや、配色を検討していきました。

・信頼感の表現:明朝体・重心が低めのフォント、写真を大きく配置、シンプルな構図、メリハリのある色使い
・親しみやすさの表現:角が丸い・ふところの広いフォント、淡い色使い
・野菜の新鮮さ・彩りを優しい印象で表現:水彩タッチ・スタンプ風のあしらい
・食品としての安心感を優しい印象で表現:オーガニックなテクスチャ(麻・和紙など)

デザイン制作

これらを踏まえて、デザインを制作しながら調整をかけていきました。

まとめ

バナー制作に引き続き今回も、前提条件をしっかり固めてデザイン制作まで進めました。
LPデザインはバナー以上に考えることが多くて大変ですが、バナー同様、セクションごとに伝えるべきことの優先順位づけを行い進めていくことが大事かなと思いました。
と言いつつ、まだまだ伝えるべきことが、情報バズーカ(デザインによって伝わる情報の速さ・衝撃・細やかさを表現したフレーズ。前田デザイン室:前田高志さんのお言葉より)として、一撃で目に飛び込んでくるようなデザインには程遠いので、それを目指してデザインの表現力を鍛えてまいります。💪
加えて、バナーやLPは一度作って終わりではなく、改善・検証を繰り返していくことが求められると思います。デザインの細部にこだわりつつも、スピード感を持ってデザイン制作ができるようにする+デザインパターンを複数用意することもできないといけないですね。


もしも、ここまで読んでくださった方がいましたら、泣いて喜びます!ありがとうございます!
デザイン未経験・独学での制作なので、コメント大変ありがたく頂戴します🙇

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