KOTOBUKI FREE STAY FOR STUDENTS
夏季インターンシップに来ていた学生達の活躍により先月からスタートしたした大学生限定イベント
『KOTOBUKI FREE STAY FOR STUDENTS』
目的としては、
日本3大ドヤ街の1つとして栄えた頃から変化をしてきた現在までの人や街の様子を、たくさんの学生に知ってもらいたい。
この街の歴史に触れ、実際に歩くことを通してこの街のこれからについて思いを巡らせてもらいたい。
参加する学生には町歩きはもちろんタイトル通り無料で宿泊体験をしていただけます。詳細はこちら↓
さて記念すべき最初のゲストとして2名の学生が参加してくれました!
今回の参加学生
右:村島有紀さん(駒沢大学4年生)
左:相原蒼惟さん(日本大学4年生)
申込者の村島さんが以前、弊社代表である岡部の講義を聞いてヨコハマホステルヴィレッジについて知り、SNSを通して今回のプロジェクトについて興味を持ってくれたことがきっかけになりました。
【今回実施したスケジュール】
・DAY1・
15:00チェックイン
15:30 コトラボ合同会社概要説明(各地まちづくり事業について)
15:50 寿町について(歴史、成り立ち、現在の状況について)
16:10 街歩き開始
16:45 質疑応答
17:00 終了〜部屋案内
・DAY2・
〜12:00 チェックアウト
イベントに参加してくれた感想
参加後にアンケートに答えていただきました。以下をシェアさせていただきます!
■村島さん
①今回のイベントに参加した理由
地域活性化やゲストハウスに以前から興味があったので、ヨコハマホステルヴィレッジさんのことは以前から知っていました。
以前大学の講義で御社の岡部さんが講演されていて、そこで寿町という町とこのホステルを知って、興味を持っていました。
その中で今回のイベントを知り、3大ドヤ街と言われている寿町が Yokohama Hostel Villageさんの地域活動により、どのように変化していき現在どのような課題があるのかを知りたいと思い、参加しました。
②寿町の今までの印象、宿泊後の印象
今までは町には子どもや女性はおらず、日雇い労働者たちが酒・ギャンブル・喧嘩をしている無法地帯、福祉も届かない場所という印象でした。
宿泊後の印象は、町の中には保育施設があり子供たちの笑い声が聞こえ、寿町の端には立派なマンションが建っており、”ドヤ街”とはあまり感じませんでした。また、福祉センターが充実していたり、そこにいるおじさんたちが将棋をしたり、話していたりする様子を見て、抱いていた無法地帯という印象とは逆に、そこにいる人たちの”暮らし”がちゃんとあったのが驚きました。
ただ、ちゃんと町を見てみると、ほとんどが高齢の男性で、白昼から道端でお酒を飲んでいる人が多かったので、そこはまだ昔の雰囲気が残っていると思いました。
③今回のイベントに参加してみて
今回のイベントで、見せて頂いた10年前の寿町と今とでは全く町や人の様子が異なり、どんどん変化しているのを実感しました。
だんだんとネガティブなイメージが変わりつつある一方で、今では高齢化という新たな課題があるこの寿町が、今後残っていくためには Yokohama Hostel Villageさんの活動のように、人の流れを生むことが重要になっていくだろうと思いました。
この問題は寿町だけではなく日本全体の問題でもあるので、今回のイベントでこれからの日本を考える良い機会にもなりました。
貴重な機会を頂けて、よても良かったです。
ありがとうございました。
■相原さん
①今回のイベントに参加した理由
友人に誘われ、面白そうだと思った。
②寿町の今までの印象、宿泊後の印象
名前は全く知らなかったが、マップを見て確認すると中華街の近くの地域だとわかった。
歩いていると高齢の特に男性の方が多く、外に集まって座り込んで話していたりする姿が見られ、私と友人が歩いていると珍しいように見られて何故なのかと驚いた。その後、まち歩きイベントとして寿町の過去や現状の説明を受けると、住民の8割が生活保護受給者であることや近づき難いまちとして有名だということを知り衝撃を受けた。
③今回のイベントに参加してみて
"まちづくり"のプロジェクトへの興味は元々あったので、実際に今回のイベントを通して、今まで触れてこなかったようなまちに足を踏み入れてじっくり知ることができて本当に面白かった。宿泊もできたため、まちの朝、昼、夜の様子の違いも見れたのが良かった。
お二人とも初めて寿町に来たのは初めてとのことですが、来るまでに考えていた街とはやはり少し違った印象を持たれたみたいです。説明中も街歩き中も積極的に質問していただきました。
すぐに、そして直接的に変えていくことは難しいと思いますが、私たちとしては1人でも多くの方が、この街について考える時間を持つことが大事だと考えています。
このプロジェクトに興味ある方・卒論で町について調べている方
ぜひ積極的に活用してください!