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企業の本当の強みを見つける

企業のSWOT分析で大切なこと

 大企業であれ中小企業であれ、スタートアップであれ、自社の経営戦略を決めるにあたっては、自社のSWOT分析をよく用いますが、SWOT分析の中でも実は一番大切なのに、良く分かっていないなと感じるのは、すなわち自社の強み分析だと思います。

 自分のことは意外に自分ではよく分かっていないことが多く、友達や、他人や、会社であれば競合企業や、顧客に言われて初めて、自社の本当の強みに気づくことが多いです。

本当の強みって何でしょうか?

それを皆さんと一緒に考えたいと思います。考えるヒントとして、2023年末に英国へ業務提携の契約をするために、久しぶりに出張したのですが、その際の事例をあげながらお話ししたいと思います。

 ヒントになったのは、交渉の半ばに交渉先企業から宿泊先ホテルへ帰るタクシーの中で、コンサルタントとして同行させていただいた顧客企業の常務さまが、「なんか違和感があるんだよなあー」とつぶやかれたことから、その日本企業さまの本当の強みについての気づきが始まりました。

 翌日交渉の最後に、私がアドバイス差し上げていた企業さまも、その交渉相手の大手英国企業さまも、日本の企業の強みに気づくことができ、LOI締結までに漕ぎつけることができました。 まさに、コンサルタント冥利に尽きる経験をすることができましたので、その事例をこれから何回かに分けて紹介しながら、2024年の新年のご挨拶と抱負としたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお付き合いのほどをお願いいたします。

代表取締役 吉川健二


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