【動機付け面接】チェンジトークやニーズを開かれた質問によって引き出す③
前回の続きです!
「動機付け面接」って本を読み終わりました。
はじめにおさらいをしておきますと。
動機付け面接とは?
=協働的な会話によって変化のための動機付けとコミットメントを強化する
つまり、相手にもともと存在している動機をを引き出す。のが動機付け面接です。
具体的には
・忠告よりも探求をする。
・説得・議論よりも興味・支援をする。
・相手の価値観を尊重する。
前回までに「動機付け面接とは?」「必要なスキル」「関わり合い」「フォーカス」を見てきました。
今回は「変化のための強みを引き出す方法」を見ていきたいと思います。
具体的に何を引き出すのか?
=チェンジトークやニーズを開かれた質問によって引き出します
チェンジトーク
具体的にどんなことがチェンジトークなのか?
一覧を整理しました。
・願望
・能力 「〜できる」
・理由 「もっと〇〇になる」
・ニーズ 「〇〇する必要がある」
・コミットメント 「そうしたい」
・活性化 「〇〇する用意がある」
・段階の確認 「〇〇するために〇〇しました」
どのように引き出すのか?
相手のチェンジトークを引き出す方法についてまとめておきましょう。
日々のコミュニケーションでも役に立つと思います。
方法①聞き返し
名前の通り「聞き返す」方法ですね、何を聞き返すのか見ていきましょう。
・ストレート
・増幅
・両面生
方法②自律性の訴求
相手の自律性を訴求することによって、「できるんじゃないか?」という感覚を引き出します。
それ以外には
・条件付き同意
・先に維持トークをこちらから提供する、、、などの方法があります、
引き出す質問
最後に、引き出すための質問集をまとめておきました。
これがあれば、どんな人でも開かれた質問で相手のチェンジトークを引き出せるのではないかと思います。
ニーズの把握
相手のニーズを確認する質問です。
「どうして、〇〇をしたいか?」
「もし、良い理由を上げるとしたら?」
「どれくらい重要ですか?」
達成度の把握
相手の「課題の達成度合い」の確認をします。
「最悪、このままいくとどうなる?」
「もし最善の結果を考えたら、どのような感じですか?」
「上手くいっていた当時はどんな状況でしたか?」
「変化を決心したら五年後どのような未来が広がっていると思いますか?」
希望の確認
相手の希望の確認をします。
「どんなことを達成できたらいいと思いますか?」
「現状について嫌だなと思うことを教えてください」
「どんなことがあったらいいなと思いますか?」
「仮に〇〇だったらどう思いますか?」
そんな感じでまとめてみました!
質問集は割と使えるとおもったので日常的にも使っていきたいと思います。