わたしたちはどれくらい発達したのか?(人間開発指標最新まとめ)
今回も、世界のデータポータルから面白いレポートがあったのでメモをしておきます。
レポートの内容としては「人間の発達」についてで、これは
人間の発達を測定することは、人々の生活や生活が世界中でどのように変化し、時間の経過とともにどのように変化したかを理解するのに役立つレポートになっております。
また、世界中と比較することができるのでマクロ的な視点でデータを見ることができます。
なので、「世界と日本を比較したい!」って方や
「現状、世界って良くなってんの?」みたいなことが気になる方は参考になるかと思います。
それでは、詳細を見ていきましょう!
人間開発指数(HDI)
このブログでは「人間開発指数」を深堀していきたいと思います。
人間開発指数(HDI)とは?
具体的には3つの指標から成り立っております。
健康で長生き:出生時の平均余命で測定しています。
知識:就学予定年数(就学年齢の子どもの場合)と平均就学年数(25歳以上の成人の場合)で測定
まともな生活水準:一人当たりの国民総所得(GNI)で測定
この3つの指標をうまいように解析をかけております。
結果はこんな感じになりました。
世界VS日本
世界平均と日本を比較するとこんな感じです。
上に行けば行くほど好スコアになります。
1段階、日本のほうが出生率とか教育とかが高いイメージですね。
さらに世界を細分化してみましょう。
日本はアメリカよりも全体的な人間開発指数は高いんですね。すごい
次に、アジアでの日本のポジションを見てみましょう。
アジアVS日本
これは、「色が濃い」ほうが好スコアになります。
そうみると、日本はアジア内ではトップクラスですね。
こういうのを見ると日本ってすごいんだなっていうのが感じますよね笑
最後に、人間開発指数と経済発展についても整理をしてきます。
人間開発指数 対 一人当たりGDP
一人当たりGDPとは簡単に申し上げると「一人当たりGDPが高いほど、その国の人々は豊かであると考えられる指標」です。
さて、日本はどれくらいの位置にいるのでしょうか?
右上のほうに日本がありますね。
このグラフは右上に行けば行くほど、「人間開発指数」も高く「 一人当たりGDP」も高いグラフになっております。
なので、日本は世界と比較すると豊かで教育も受けることができている国なのかもしれないですね。
*ちなみに1番右上は「スイス」でした。
そんな感じでまとめてみました!
こういうデータを見ると、「まだまだ日本も捨てたもんじゃない」って思いますよね。
これからこの指標がどのように変化していくかはわかりませんが、自身同じような指標で高めることはできるので
コツコツと頑張りたいと思います!
それでは、また次回もお楽しみください~~
Bastian Herre and Pablo Arriagada (2023) - “The Human Development Index and related indices: what they are and what we can learn from them” Published online at OurWorldInData.org. Retrieved from: 'https://ourworldindata.org/human-development-index' [Online Resource]