最近の住宅事情ってどうよ?【2022年7月レインズマーケットレポート】

本業で衣食住の中に関する仕事をしております。

その中でよくレインズと言うものが登場して仕事の軸になってたりします。

レインズとは?

レインズ(REINS)とは「Real Estate Information Network System」の頭文字「REINS」を示したもので、不動産物件情報交換のためのネットワークシステムを指します。

簡単に言うと不動産仲介会社が物件情報を確認するシステムなので、一般の方は残念ながらアクセスできないものです。ただし、物件を売却するために媒介契約をした売主のみ、自身の売却物件に限り閲覧できます。

要するに、「不動産業者がみるSUUMOとかホームズ」みたいな感じですね。

そのレインズが毎月まとめてくれているデータを簡単に整理していきたいと思います。
これを見ることによって、不動産の営業マンに一目置かれる存在になれると思います笑
自分の判断で住宅の価格の意思決定や考えを持つことができますので

それでは、6月の市況はどうだったのか?見ていきましょう。


市況

全体間

一言で申し上げると「成約件数は下落物件価格は上昇し続けている。」です。
市況から見て良い物件はすぐに売れて、良くない物件は残り続ける、、みたいな感じなのでしょうか?

・在庫(物件数):

特に中古マンションが安定して増えてきています。
一戸建ては増えてはきているが、微増ですね。
資産感覚でマンションに住んでいる方々が利確のために売りにだしているのかもしれません。

・価格:

10%前後上昇。
俗に言う「良い物件」は入れ食いの状態かもしれません。
ちなみに2年以上、上昇は続いています。
確かに海外の不動産価格と比べたら安いらしいので海外の人からしたらお得に不動産が買える価格ですもんね。

ざっくりまとめるとこんな感じです。

おそらく物件の種類(マンションとか一戸建てとか)で見る人も多いので物件の種類ごとにもまとめておきます。

中古マンション

・在庫:上昇傾向(38,062件)
・価格:1年前と比べると12.9%上昇
*イメージ1000万円→1129万円になった感じ
27ヶ月連続で前年同月を上回っている。

マンションなので駅の近くや主要都市がメインになります。
しかし、新築分譲マンションを買えない方が流れて需要が高くなっているので結果的に価格が高くなっています。
また東京23区内がさらに価格が上昇しているので、郊外を検討するのもいいかもしれませんね。
個人的には郊外の方が利便性と住みやすさがバランスがいいと思うのでお勧めです。

中古戸建

・在庫:微増傾向(月に300〜ほど)
・価格:1年前と比べると8%上昇

一戸建ては、 価格が上がりすぎて新築のほうがいいんじゃないかみたいな流れになってる気がします。
もし、戸建てで駅近くに住みたい!と思う方は高い中古戸建てでもいいのかなと思いました。

また、 住み替えを検討しているのであれば売却を検討しても高く売れるかもしれません。

新築戸建

・在庫:回復傾向(約7500件)
・価格:微増

ただ、資材価格高騰の関係でスケジュール通りに建築が進むのか?は懸念点になりそうです。
事実、登録されていても完成していない物件は結構多いみたいです。

相変わらず、首都圏だと毎月300件新築が売れているみたいです。

在庫もじわじわと増えてきているので、比較検討もできるようになってくるのかなと思います。

そんな感じでまとめてみました。
こうやってまとめる感じ、個人的にブラッシュアップしていきたいなと思います。


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