見出し画像

YHL/SUM 2024が3.24に開催決定!!

MATSURIが運営するヘルスケアリーダーコミュニティが本格始動!!


YHLについて

はじめまして、医師/起業家の山地翔太です。

この度、私が代表理事を務める一般社団法人MATSURIとして、新プロジェクト 『Young Healthcare Leders 通称:YHL』の始動を決定いたしました。

YHLは、国内外で活躍するU30の日本人のヘルスケアリーダーのコミュニティです。記念すべき第一回目のシンポジウムとして、2024/3/24YHL/SUM 2024を開催します。

 Vision 医療と社会の非日常を、日常へ

 Mission 日常を変革できる人材を育てる

 提供価値 能力開発×ネットワーキング

YHLのVisionは、MATSURIのVisionと同じです。Missionは、人材育成にフォーカスしています。YHLは、所属するヘルスケアリーダーに対して、ヘルスケアリーダーに必要なリーダーシップやリベラルアーツを鍛える能力開発の機会を提供します。更に、他では手に入らない、縦、横、斜めのネットワーキングの機会を提供していきます。

私がメンタリングしてきた数百人以上の医学生、若手医師のニーズにお応えできるようにご用意した、ヘルスケアリーダーのニーズに特化したコミュニティです。ぜひ、奮ってYHLにご参加ください。

YHL/SUM 2024について

本会の参加者は選抜されたYHL 1期生 と、YHLメンターとして招聘するヘルスケアリーダーの方々です。

会場は愛知県名古屋市の南生協病院を予定しており、空港・新幹線ともに全国から立地の良い場所を検討しています。

参加費は無料です。
懇親会は任意参加で、参加費(3000~4000円程度想定)は別途です。

YHL/SUM 2024のテーマは

 Rethink Healthcare leaders

です。

今回は特に、能力開発とキャリア戦略という観点からへルスケアリーダーを紐解き、再考していきます。

YHL/SUM 2024 Poster

Time Schedule 2023.3.24(日)

Openenig 13:00-13:30
アイスブレイクワーク】
集まった100人の参加者と、互いの価値観を共有していきます。肩書きではなく、その人らしい価値観や考え方で繋がる自己紹介ワークです。
『自分らしさをつくった一歩は?』
 Why なぜ数ある中で、その一歩を選んだのか
 What どんな一歩だったのか
 Value そこから伺えるあなたらしさとは?

第一部 13:30-14:30 
【ヘルスケアリーダーのキャリア戦略を再考する】
形式:講演+ワークショップ
演者:山地翔太

第一部では、キャリアリテラシーの基礎から最新版までをお届けします。
まずは、皆さんも一度は聞いたことがあるはずの「好き」と「得意」でキャリアを見つけるというような従来のキャリア戦略の問題点について取り上げます。そして現在の最先端のキャリア戦略と言える「計画的偶発性理論」についての紹介と、ヘルスケアリーダーならではの深堀をしていきます。
キャリアリテラシーの足並みを揃えたところで、本題の病院選択について、惜しみなく具体的な戦略をお示しいたします。
いずれも、現時点で自分自身が異色のキャリアを歩みながら、キャリア教育を専門として活動し、数多くのキャリアケースを蓄積している私にしかお話しできない講演内容とワークショップにしていますので、乞うご期待ください。

第二部 14:40-15:40
【ヘルスケアリーダーの就活を再考する】
形式:ワークショップ
目的:参加者同士のネットワーキング

皆さん、世の中の若きイノベーターの就活方法が劇的に変化していることをご存知でしょうか。第二部では新しい就活の時代「就活3.0」についてご説明し、早速皆さんに体験していただきます。就活3.0は『価値観で病院と繋がる』就活です。MATSURIがご用意した就活3.0支援アプリを使って、その世界観を体験していただくワークショップをします。ここでは医学生と病院のマッチングの代わりに、医学生と医学生をマッチングしていきます。全国の同期や先輩後輩と価値観で繋がり、ネットワーキングの輪を広げましょう。

第三部 16:00-17:00 
【臨床研修の在り方を再考する】
形式:パネルディスカッション
演者:山地翔太(司会)、研修医2年目〜専攻医1年目の登壇者5名

ここでは、実際のモデルケースとして、5名のパネリストをお迎えし、初期研修の在り方を再考していきます。皆さんがリアルに悩んでいる悩みに対して、諸先輩方はどんな打ち手を打ったのか、そして結果はどうであったのか、成功談だけではなく、失敗談まで、惜しみなくお届けいたします。

Closing 17:00-17:30
最後は、参加者同士が本日の感想を共有して、終了します。

懇親会&卒業記念パーティ 18:00-
会場の近くで、任意参加で懇親会を開催いたします。
MATSURIからご招待した医学部6年生の卒業記念パーティを兼ねて、盛大に開催いたします。


【追記】テーマ決定の経緯

さて、ここからは追記として、YHL/SUM 2024のテーマ Rethink Healthcare leadersについて、Why, How, Whatという3つの視点から経緯をご説明いたします。

 Why なぜ再考するのか

言うまでもなく、我々は激動の時代の渦中にいます。ビジネス業界では、リーダーに求められる資質や能力開発が問い直され、再定義されています。また初等・中等・高等教育における能力開発も問い直しと再構築が急がれています。

しかしながら、ヘルスケア領域の高等教育、わかりやすい例でいくと医学部教育では、非常に狭義的な問い直しと改革しかなされていない現状があります。キャリア教育もまた然りです。

誤解を恐れずに言えば、今の30代後半以上の方々が踏襲してきた能力開発とキャリア戦略を、現時点で高校生・医学生である後輩達に同様に適用しようとすることは、愚かさを超えて罪であると言わざるを得ません。

善き価値を提供することは我々医療者の使命であり、善き人材を育成することも我々の使命であるからです。

故に我々は、ヘルスケアリーダーの能力開発とキャリア戦略は、この激動の時代にあってどうあるべきなのかを、0から問い直さねばなりません。そしてその仮説を、次世代のヘルスケアリーダー達にリーチする責任があります。

 How どうやって再考するのか

再考するためのヒントは、時代背景にあります。外部環境の変化を捉えてこそ、業界の方向性は決まるからです。

平たく言えば、大きく2点でしょう。
一つはニーズの変化、もう一つはAIの台頭です

ニーズの変化は、すなわち目指すべきゴールが変化したということに他なりません。ニーズ、すなわち課題とは、ゴールと現状の間のギャップを意味するからです。

ヘルスケアへのニーズは、シンプルにより高次元の欲求に移行しています。それは我が国が低次元の欲求の充足を国民に与えることに成功したことの証左であり、物質的な豊かさを手に入れた証でもあります。

故に我々が次に立ち向かうのは、精神的な欲求です。マズローの5段階欲求になぞらえるなら、生理的欲求、安全欲求を満たしてきたフェーズから、愛情・社会的欲求、承認欲求、自己実現の欲求を満たさなくてはならないフェーズに来ています。

それは社会的処方(人と人との繋がりを処方する)やwell-being(ありのままに自分らしくいられる状態やそうあれる能力のこと)という言葉が叫ばれるようになったことが、この変遷を体現しています。

もう一つは、AIの台頭です。
AIの台頭ではっきりしたことは、課題解決というプロセスにおいて、解決策の特定と実行に価値は乏しくなり、課題の認知や設定の価値が相対的に上がったということです。

さらに「正解」すなわち「多くの人が論理的に辿り着ける解答」の価値は減衰し、異なる解の価値が上昇してきています。

いかに誰もが問えない問いを俎上に上げ、ユニークな解決策を考案・実行するかということです。

これらはアート思考という言葉やビジネスエリートが芸術大学院を選択するという風潮に体現されています。

当日のシンポジウムでは、こうした前提をもとに、ヘルスケアリーダーに求められる能力開発とキャリア戦略にフォーカスして、深堀をしていきます。

 What 具体的に何を論じるか

まずは従来のキャリア戦略の問題点と最先端のキャリア戦略の深堀を行なってキャリアリテラシーの足並みを揃え、ヘルスケア業界の業界特性として初期研修・専門研修の全体像と要点を整理します。

その後に本題として、我々ヘルスケアリーダーが自分らしいキャリアを歩み真価を発揮していくためには、どのように病院を選ぶべきかという、非常に現実的なテーマを扱います。

ここで病院選択に焦点を当てるのは、どんなに異色のキャリアを展開するヘルスケアリーダーも、そうはいっても初期研修、あるいは専門研修までは終えることが多いという現状を前提としています。

しかしながら、ヘルスケアリーダーのユニークなキャリアを前提とした初期研修、専門研修について語られることは乏しいのが現状です。

「とりあえず初期研修の2年、専門研修の3年」はなかなか恐ろしいものです。しっかりと、キャリアリテラシーを高めて戦略的に望まないと、自分らしいキャリアを歩むことが難しくなってしまいます。初期研修については、先輩達のアンマッチが増えている厳しい現状もあります。逆に、戦略的に良い環境を選択することができれば、自分らしいユニークキャリアを呼び寄せることもできます

キャリアは「偶然と運」というのは、往々にして誤解を生じます。偶然や運は、呼び寄せる努力をした人により多く訪れ、掴み取る準備をしている人にしか掴み取れません。

今回は、そうしたキャリアの善き偶然を呼び寄せ、掴み取るための実践的な方法論についてもご紹介し、我々からのサポートサービスについてもご紹介していきます。


【最後に】主催者 山地翔太からのメッセージ

ヘルスケアリーダーのコミュニティ。
それはどう考えても、善なる未来に対して必要不可欠なものです。

多様な関心領域や活躍の場を有するヘルスケアリーダー達が集うコミュニティが持つ最大の価値はネットワーキングであり、その先に生まれる知的創造というコレクティブ・インパクトに他なりません。

私が18歳から27歳まで積み上げたネットワーキング、コミュニティマネジメント、人材育成及び能力開発のノウハウを最大限活かして、YHLを運営していきます。

Give is take.
他者に何かを与え、与えたものを受け取ってもらえるということは、心から感謝すべき喜ばしいことである。それこそ最大の報酬である。

そんな意味が込められたこの言葉は、私が尊敬する荘子万能さんの言葉です。

最高の価値を、無料で贈りたい。
これは先輩から計り知れないほど数多の御恩を受け取ってきた僕から、後輩である皆さんへの贈り物です。どうか、受け取っていただけたら幸いです。

当日、ぜひ名古屋にてお待ちしております。


いいなと思ったら応援しよう!