百人一首 其の伍
衛士のたく火から火を。火写真って意外と少ない。
年始初詣の写真をそっと使う。
思いの日か画質が良く、顔が見えていたので加工。
火に拘らず、八重葎からこちらのツタの写真を表紙にしてもよかったなとあとで気づくなど。
さてと今週も十首、今日は41番歌から50番歌。
ようやく半分でです。
今回も恋の歌が多い。
恋の歌
珍しく男性側が想いを抱き続ける歌らしいです。
逢瀬を遂げてみた後の恋しい気持ち。
逢うことがなければつれなさも、自分の運命も恨むことはしないのに。
哀れと言ってくれそうな人、
あの人のほかに思い浮かばず、私はむなしく死んでいくのに違いないのだなと。
行く末のわからない恋の道行
何重にも重なるつる草がおいしげる寂れた家
訪れる人はいなくても秋はやってくるのだな。
秋は寂しい。
私だけ心が砕けそうなほど思い悩んでいる。
振り向いてくれない人と波のように心砕ける私。
篝火は夜燃えて、昼は消えている。
夜は恋の炎に身を焦がし、昼は消えているように物思いにふける。
あなたのためなら捨てても惜しくないと思っていた命
逢瀬を遂げた今は出来るだけながくありたい(あなたに会うために)
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