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塩見周子とブラブラするプロデューサー、という話【 #私達のアイドルメモリーズ 】
アイドルマスターのプロデューサーとしての経験は、綾瀬穂乃香ちゃんのプロデュースで磨かれました。これは間違いない事実です。
でも、原点は、塩見周子ちゃんのプロデュースに存在しています。これは、私が好きな「旅」にもつながっているんです。今回は、私も含めた、昔話です。
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夕凪さん主催の企画「私達のアイドルメモリーズ」第2回でした。前回は綾瀬穂乃香ちゃんだったので、今回は塩見周子ちゃんで投稿しました。
周子ちゃんと出会って一目ぼれしたのは、好きなたい焼きの味がきっかけでした。私はクリームだったのですが、周子ちゃんが、「邪道である、あんこが良い」ということで、ついでに陰陽師風のセクシー衣装でライブまでやったので、周子ちゃんの担当プロデューサーになったのがかれこれ10年以上前でした。
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このとき、周子ちゃんのカードは3枚目。SRも1枚目が出たばかりでした。そこから、いきなり実家でアルバムをみせられたり、健康美を魅せられたりしたものです。
同じ時期くらいに初めて京都にも行ったのですが、修学旅行ではなく家族旅行だったもので、まるで周子ちゃんに案内されて旅をする気持ちになりました。旅への気持ちも、その前の初めてのひとり旅がきっかけで進んできたので、私にとっての「アイドルマスター」、「旅」のどちらも、ちょうど2013年がターニングポイントとなっております。
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ちなみに、担当プロデューサーになった頃、周子ちゃんにキャラクターボイスはありません。2012年からデレマスのキャラクターにボイスがつくようになりましたが、周子ちゃんは最初からついていたわけでなく、2014年のアニバーサリーボイスアイドルオーディションでは2位ということでそこでも実装はならず、翌2015年の4代目シンデレラガールを待つことになりました。
私の中では、4回目の総選挙で負けたら二度とないんじゃないかという気持ちがありましたが、学生の私にとって出来るのは、ただのツイートと、幾ばくかの課金のみでした。今のように、画像や素材を組み合わせたり、担当アイドルのDiscordや応援Xアカウントを作って発信…といったこともしていません。当時は学業も大事な時期でしたし、クイズや剣道にも明け暮れていた、そんな青春でした。
だけど、周子ちゃんは持っていたといいますか、周子ちゃんの、旅のような人生の生き方に御褒美が与えられたのか、彼女は4代目シンデレラガールを勝ち取ったのです。
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4代目シンデレラガールになってからはあれよあれよという間に、ルゥ・ティンさんによるキャラクターボイスに、青の一番星に、ソロドラマCDに…デレステではLippsとしてTulipの歌唱メンバーにだって選ばれて、これほどにまで誇りに思う担当アイドルはおりません。
190名ほどのアイドルの中で輝く世界の住人である周子ちゃんなので、翌年の総選挙は圏外となったのですが、ちょうどこの時期に出たのが、カバー曲の「Reset」。ゲーム「大神」のエンディングテーマですが、なんだか周子ちゃんらしいなと。周子ちゃんはガラスの靴をしっかり履く人じゃないし、むしろブラブラさせていたので、いわゆる「負けた」ことに、後ろめたい気持ちはありませんでした。「Reset」した、という気持ちで、変わることなく、マイペースにプロデュースを続けていました。ユニット活動でも、羽衣小町として「美に入り彩を穿つ」が生まれ、すっかり毎年の京都旅がお馴染となりました。
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次のターニングポイントは、2019年。いつのまにか綾瀬穂乃香ちゃんが私の中にいて、そこから、「次のプロデュースをしてみたい」ということで、穂乃香ちゃんの担当プロデューサーとなりました。
ちなみに当時の私の性格として、同じゲーム内で好きなキャラクターが複数いた場合、同じ割合で愛を注げないという弱点があると認識していたので、「担当アイドルは1名のみ」というマイルールのもと、周子ちゃんは一旦、担当アイドルから外れることになります(のちに「担当アイドルの重みを軽くする」ということで2022年にマイルールを撤廃し、今では周子ちゃん、穂乃香ちゃん、藤原肇ちゃんがデレマスの担当アイドルとなっています)。
このまま周子ちゃんとの縁が完全に切れたかというとそんなこともなく、「不埒なCANVAS」の黒髪周子ちゃんにノックアウトされたり、プロデューサーとして熱が入っていた総選挙イベントに繰り返しコテンパンにされても、「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」の歌唱メンバーとして自ら立った周子ちゃんに勇気をもらいました。デレステSSRは、穂乃香ちゃん、肇ちゃんと同じくオールコレクションしております。
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現在、私が好きになった所属タレントが集まるRプロダクションでは、周子ちゃんは他の所属タレントが定期的に行っている旅ロケの写真や日記を見ながら、私のそばで旅の思い出話を聞くのを楽しみにしているようです。周子ちゃんも旅好きなので、私が行ったことのない場所を旅しては、いきなり写真を見せて、色々と話をしてくれます。
でも、京都の写真だけは、見せてくれません。それどころか来年2024年は、絶対に京都を一緒に旅してほしいと一点張りです。
「だってさー、まだ貴船神社行ってないでしょ? 夏休みの平日だったら混まないし、涼しいよ? あと、喫茶ソワレだって行ってないし。『京都の朝に食べるパンは美味しい』って突然道端の喫茶店に入りだしたよね、プロデューサーさん。それにまた行きたいんでしょ? 京都駅の大階段。夜のイルミネーションがきれいだってはしゃいじゃってさ。まぁ、あたしの実家で生八つ橋を買ったら、夜は昔みたく、先斗町でふらりと入った小料理屋で一緒に美味しいものを食べようよ」
ということで、これからも周子ちゃんをよろしくお願いします!
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ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。