記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

どんなに時間が経っても、見ていたいきらめきはそこにある【104期8話後編 感想】

 104期8話後編が公開されました。
 以下、ネタバレとなります。

 卒業後も必要とされる居場所はあることが分かった綴理先輩。

 だけど、自分の家で独り過ごした後、大掃除でぺきんだっくと共に卒業して、独りにならなければならない未来に直面します。

 前半は「卒業にボクに出来ることはあるのか」が、問題になっていたと思われました。

 しかし後半で「卒業で独りにならないためにはどうすればいいのか」という、綴理先輩が無意識のうちに隠していた本心が出てきた気がしました。

 小鈴ちゃんのまっすぐな気持ち、それこそ「時間よ止まれ」で綴理先輩が救われれば、というのは、私たちも願って止まないことです。推しが何年経っても変わらないままでいるというのは、願うことならたくさん願いたいです。

 だけど、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブは、リアルタイムコンテンツ。沙知先輩の卒業で示されたように、泣いても笑っても、綴理先輩は来年3月で卒業し、スクールアイドルではなくなります。

 さやかちゃんと綴理先輩のシーン。

 さやかちゃんは、本当に、心が切り刻まれる思いをしてでも、たとえ綴理先輩に嫌われることになったとしても、勇気を出して問いかけたのだと思います。

 言葉のあやにはなりますが、さやかちゃんも、スケートの世界で一度はお姉ちゃんを失くした身です(その後お姉ちゃんは、アイスダンスとしてスケートリンクで生き返ることが出来ました)。

 さやかちゃんにとって、スケートリンクから、大好きで、憧れだった、隣にいたはずのお姉ちゃんが突然消失したのは、言葉で言い表せないほどの喪失感だったのだと思います。

 そして、再びさやかちゃんは、舞台から、大好きで、憧れの、ずっと隣にいると誓った綴理先輩を遠くない未来で失うことになる。

 唯一、怪我でスケートリンクから一時離れたお姉ちゃんの時と違うのは、綴理先輩の気持ちの持ちようで、離れ離れになっても幸せな気持ちでお互いにいられるということでした。

 綴理先輩から見たさやかちゃんは、まだスクールアイドルでいられる。配信やライブで、綴理先輩の期待にも応えられる。

 では、綴理先輩は。
 スクールアイドルではなくなる。
 
 だけど、綴理先輩がビッグボイス選手権で示してくれたように、綴理先輩をスクールアイドルにしてくれたみんなのきらめき、綴理先輩を幸せにしてくれたスクールアイドルのきらめきは変わらない。

 それぞれの学校、グループに属するスクールアイドルがきらめいて、卒業しても、未来の少女たちに、スクールアイドルになりたいという希望をもたらしてくれた。

 綴理先輩も、間違いなく、きらめきを見たい、その思いの強さで持ってスクールアイドルになっていました。

 そして、綴理先輩が憧れた沙知先輩にはなれないけれど、きらめきを見たいという幸せは失わないために、未来へ進むための進路調査票を書いた綴理先輩。

 私は、きっと、スクールアイドルではなくなったけど、卒業後も幸せな綴理先輩と、そう遠くない未来に会える気がします。

 だって、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブで、一番最初に目に止まったスクールアイドルは。

 蓮ノ空1st愛知Day2の日、たまたまミュースカイで、ラブライブ!のライブ会場に向かうファンの皆さんと乗り合わせて。
 私の意志で現在のラブライブ! を調べて出会ったスクールアイドル。
 それが、夕霧綴理だったから。

 最後に。
 私にとって、今回の活動記録は、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブにハマった時以来の革命でした。

 改めて、夕霧綴理先輩を、村野さやかちゃんを、徒町小鈴ちゃんを、そして蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブを、最後まで推していきたいと思いました。

 かつてはアイドルの最前線に立ち、今もスクールアイドルの最前線に立ち続けることこちゃんには、綴理先輩と共にきらめきを見せてくれること、本当に感謝しかありません。

 なっすちゃんがさやかちゃんに魂を吹き込んでくれて、どんなことがあっても期待に応えてくれることを現在進行系で証明してくれています。

 ドルケストラを継ぎ、そして私たちの思いをまっすぐに、魂を揺さぶるほどに叫んでくれるふーちゃんと小鈴ちゃんのチャレンジを、私はこれからもみていたいです。

 今後は、キャスト、そしてスクールアイドルにより一層敬意を評して、まずは目の前のラブライブ!優勝への旅路を、きらめきを逃さずに見ていきます。

今、世界で一番きらめくスクールアイドルが蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブだと、叫ばせてほしい。

_____
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。


いいなと思ったら応援しよう!