羽衣小町の世界に乾杯、という話【東方偶想曲】
アイドルマスターの世界には様々なアイドルユニットがあり、それぞれに愛されるべき魅力があります。
中には、二次創作として、アイドルマスターの世界を飛び出して楽しめる側面もあって、そこは、それぞれのユニットの持つパワーが関係していると思うのです。
例えば、京都出身で、狐も鬼も似合ってしまう、それなのに現代にも生きられる塩見周子ちゃんと小早川紗枝ちゃんのユニット「羽衣小町」はいかがでしょうか。
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みれはさん企画、「東方project楽曲・アレンジ曲」オンリーのアイドルマスターイメージソングを投稿するというものでした。
東方projectの原作はプレイしたことはありませんが、二次創作にはたくさんお世話になりました。この前、東方を知ったきっかけを話すことがありましたが、15年以上も経っていたことにびっくりした私がいます。
これが最初の東方との出会いなものだから、射命丸文が主人公、ホントの主役であるはずの霊夢がライバルポジと思ってしまった時期がホントに一時期ありました(
それはそれとして、羽衣小町は、みなさんご存じの通り、京都出身のアイドル同士で組まれ、デレステでは「美に入り彩を穿つ」という和風ロックが持ち歌となっています。2024年から始まっているユニットライブツアー「コネクトリップ」の金沢公演でも出演するほど、京都以外でも和風だったり、伝統と共存でき、かつ革新を広げることが出来るのが周子ちゃんと紗枝ちゃんです。
では、羽衣小町が誰も寄せ付けない孤高のユニットかというとそうでもなく、しんげきアニメでは龍崎薫ちゃんと藤の花を眺めたり、ユニットのメンバー同士でも、いともたやすく沸騰してしまうようなシーンを表現できてしまいます。例えばこれ。
でも、本気を出すと、一般人ではイチコロ。
東方が似合って似合って仕方がないふたりです。
今回はday1の一曲目、本当の開幕曲で選んでいただきました。東方の原曲・アレンジどれも素敵なものばかりですが、そんな中で、思い出に残るのが「愛き夜道」でした。ゆっくりとした幻想の世界の中で、現実も混じるスピード感。でも、あくまで幻想郷の方からのぞいてみたような、そんな楽曲です。
そろそろ、京都にもう一度迷い込みたくなってくる、そんなひとときでした。
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。