【宮沢賢治のふるさと】花巻へ行こう
僕には月に1回の、仕事のことを忘れられる2日間があります。
学生の頃から年に1回ペースで春休みを利用した長期旅行を楽しむことはありましたが、仕事をはじめてからは住んでいる街にずーっといることが基本なので、そこから離れて、どのようにして限られた時間で、楽しみたいものを楽しむか、ということ自体が楽しみになりました。
でも、天候とかには勝てない時もあって、2019年10月に計画していた花巻への旅は、台風のためにお流れに。2022年7月、約2年9か月振りに、置いてきた楽しみを取りに行くことにしました。
花巻空港から、レンタカーで宮沢賢治のふるさとをめぐります。
「銀河鉄道の夜」と聞けば思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。童話「注文の多い料理店」のように明快だけどドキドキさせるストーリーから、詩集「春と修羅」で感じる賢治さんの歩んだ道まで、老若男女が時代を越えて触れることが出来る人物だと思います。
僕は賢治さんを深く知っているわけではないのですが、ときどき、岩手という場所が不思議に感じることがあります。奥州平泉の地に源義経が青春を過ごし、そして再び逃げ込んだ時代。花巻では、賢治さんが妹やアインシュタイン、農業などに影響を受けて様々な表現を表出した時代。野球で花巻の名前を知った方は多いと思いますが、理論では片づけられない何かが、岩手には眠っている気がしますね。もしかすると、デレマスの一ノ瀬志希ちゃんも、岩手そのものの影響を受けた1人なのかも。
賢治さん以外にも、花巻を楽しめる場所があります。まずは、市街地にあるマルカンデパート。屋上の大食堂は、行った土曜日開店前に関わらず踊り階段に長蛇の列! ナポリカツと一緒に頼んだのが、お目当ての「10段ソフトクリーム」です。
大食い、早食いのためではなく、割りばしで夏に大食堂で美味しく頂くのが、とっても楽しいです。
続いて、花巻温泉。じっくり花巻を旅したい方なら、ここを拠点とするのが良さそうです。3つのホテルの日帰り温泉が、連絡通路で歩ける場所に集中しているので、迷うことなく、スムーズに入浴できるのが癒しでもあります。僕が入ったのは千秋の湯。地下でじっくり、時間を忘れて湯船で体を暖めました。
オマケは、盛岡から。夜は映画「ゆるキャン△」を見るという、「旅をしている最中に映画鑑賞」という実績を解除しました(
2022年シーズンの通常旅は宮城→富山→岩手→岡山の4つを旅しました。長期旅は新潟巡りとなりましたが、また別の記事で紹介できればと思います!
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。