ようこそ、アズールブルーへ【第18回ぼかます】
この記事を読んでいる方の多くは、「ボーカロイド曲で選ぶアイドルイメソン生(ぼかます)」のリクエスト曲「エターナル・ブルー」を通じて初めてアズールブルーを知ったと思われます。
ようこそ、綾瀬穂乃香・藤原肇・水野翠のアイドルユニット、アズールブルーへ。
これまでのぼかますで、担当アイドルの穂乃香ちゃんを表現するために「ラストダンス」「Flyer!」といったリクエスト曲を投稿してきました。今回もふたつとない穂乃香ちゃんのボカロ曲イメソンを…と色々聴いてみたのですが、残念ながら投稿期限までに表現できるような曲が見つかりそうにありません。
ならば、所属ユニットではどうか。フリルドスクエアやピルエット・オペレッタなどは王道過ぎて薄っぺらくなりそうだったので、2021年11月29日にデレステでデビューを果たしたアズールブルーを選択することとしました。そこからは、「ブルー」と名前のつくボカロ曲をひたすら聴きました。
2020年1月31日にデレマスでつながった、バレエ・陶芸・弓道それぞれの道。集中が得意で、たとえ汗と涙が報われなくても誰かの勇気になると信じるクールアイドルユニット、それがアズールブルーです。
肇ちゃんは「あらかねの器」と故郷への愛があることから好きという感情が、翠ちゃんは全力ゆえに天然、それでいて食や弓への探求心には愛着が湧いてきます。穂乃香ちゃんは担当ゆえ、ここで語る必要はないでしょう。
そんな中、ある曲に、辿り着くことができました。
イントロから、これまでのありとあらゆるクールユニットを過去に出来る曲調。だけど、それぞれの挫折したものを過去にはしないで、紺碧の青を誰にも染まらせない歌詞。
「エターナル・ブルー」がどれほどの人が知っていて、どれくらいの歴史があるのかは気にしませんでした。アズールブルーもまた、デレステでは知名度とか歴史には縛られていない、未来のあるユニットだったからです。
ぼかます本番でどのような反応が返ってくるか不安はありました。でも、それぞれの特技を映し出したMVが連想されるといったコメントが聞くことができ、アズールブルーを好きになってくれる方がいて嬉しかったです。
私の中のアズールブルーは、ステージではどこまでも青く、オフショットでは微笑ましいほどに柔らかです。悩むことに後ろめたさは感じませんし、楽しむことに生命があふれています。彼女達なら、デレステに新しい青の時代をもたらしてくれるでしょう。
そして、綾瀬穂乃香ちゃんの舞台の端を、私たちで線引きすることなく、表現が生きている限り、たくさん彼女と楽しんでいきたいです。
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。