担当アイドルとの旅路が遠いものであっても、君と一緒に【ぼかますデレオンリー】
最初にぼかますに投稿した曲は「ラストダンス」で、今回の投稿曲は「群青讃歌」でした。
時が経っても、心を豊かにするのは、何か。
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綾瀬穂乃香ちゃんはメモリアルコミュ4で、得意なはずの踊りでフリを間違えるという失敗をしています。しかし、少女の応援の声を感じ、プロデューサーの言葉を思い出し、楽しく踊ることを忘れませんでした。
芸術を極めたものであれば、自他ともに厳しく、失敗はひとつもせず、成功は当然という境地にいくこともあるかもしれません。それも良いと思います。たどり着くのは、オンリーワンなのですから。
でも、待ってください。
それは、穂乃香ちゃんの表現なのでしょうか。お手本とか、理想を崩したくないという脆い意地ではないでしょうか。
だったら、遠回りしてもいいから、結果をすぐに出さなくてもいいから、愛される穂乃香ちゃんの表現が見たいんです。スカウトしたのは、バレエダンサーではなく、バレエアイドルなのです。
そして、穂乃香ちゃんへの愛がある限り、この世にふたつとない舞台を用意し続けるのが、プロデューサーの使命だと思っています。それはひとりではできませんが、時には時間が解決してくれます。適度に待つこともまた、良い方に働くことがあります。
群青讃歌は、ラストダンスから2年9か月の時を経て、生み出されたと聞きます。その時間がなければ、ここまで心に響く曲にならなかったかもしれません。
綾瀬穂乃香ちゃんの10年が、デレマスの新しいセカイを開くことを信じて。
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。