人生初めての小説同人誌を頒布した話~本の準備編~
2023年12月に蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブにハマり、同時に夕霧綴理先輩と村野さやかちゃん(つづさや)が大好きになりました。
そこから、リンクラアプリのダウンロード、同人誌即売会への一般参加、月1ペースの聖地・金沢巡礼、リアルライブへの参戦(蓮ノ空2nd神戸day1)までハマりました。すっかりファン(蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん)の一員となっております。
そしてもう一段階のハマりとして、2024年9月に人生初めての同人誌(SS集)を、同人誌即売会(僕らのラブライブ!43)で頒布(はんぷ)するに至りました。
そこで、回数を分けて、実際に行動した順番に沿って、小説同人誌頒布の記録を残しておきたいと思います。
今回は、同人誌が本の形になるまで、を書きます。その都度、加筆修正をすると思いますが、御容赦ください。
作成者について
まず参考までに、同人誌を頒布したryutoの基本能力(?)をお示しします。
決断→決めたらその日のうちにやってしまう。逆に言うと、その日のうちに決めないと、次に決断するのがとっても遅くなる。
スケジュール管理→ギリギリで行動して失敗すると嫌&絶対にミスを起こすので、自分の最終締め切りからさらに1週間前をデッドラインにする。
情報収集→noteや印刷会社などのサイトからピックアップして自分なりにまとめる。
文章執筆→1時間に1000文字ペース。筆が乗れば、一日で3000文字程度のSSを作成できる。約半年間、XやpixivにSSを月10本ペースでupしている。
相談環境→つづさや、同人誌制作などに詳しい方がXのフォロワーさんにいる。一度、その方が主催する合同誌にSSを寄稿したことがある。
居住環境→開催地(東京)から遠く離れた北の大地。コピ本くらいなら現地持ち込みできるが、同人誌になると、自宅から持っていけない。
サークル参加申し込み(約40日前)
もともと長期休暇を取るため、僕ラブでは一般参加をする予定でした。
ただ、前回3月は偶然休みが取れたので一般参加が叶ったのに対し、今回は既に参加自体が確定している状況。
リアルの仕事柄、ずーっと前から休みが取れることは珍しいので、二次参加の締め切りギリギリとなりましたが、サークル参加を決めたその日に手続きを済ませることが出来ました。
サークル参加の時に時間がかかったのは、カタログで参加者に、自らが何を頒布するのか伝える「サークルカット」の作成でした。本やスペースにたどり着く前に、まずはサークルカットを見ると思いますので、第一印象としてはとても大切だと感じました。
ただ、とにかく参加登録を済ませなければならないこと、とりあえず本を作る内容を固めなければいけないので、「つづさやのSS集」という告知をするにとどまりました。次回からはもう少し、皆さんを引き付けるようなサークルカットを作成したいと思います。
表紙デザインの依頼(約40日前)
同人誌即売会で小説同人誌を出すことが決まり、様々な情報を集めながら「表紙」「本文」「ポスター・お品書き」「スペース設営」と大きく分けて準備をすることに。
ちなみに、今回は「表紙」「本文」の作成のお話です。
で、これらのうち、最も早急に進めなければいけなかったのは、「表紙」。私の夢でもあった「素敵なつづさやを描いてくれる方」に、表紙デザインをお願いすることにしました。もちろん、他の方にお願いすることなので、最初に進めるようにしています。
サークル参加を決めたその日に、普段からお世話になっている環月紙袋先生に、表紙デザインを依頼しました。こちらが考えていること(金額、イメージしているデザインなど)をお伝えし、以降、何回かやり取りしながら、素敵なつづさやの表紙を作ってくださいました。
心強かったのは、紙袋先生と一緒に、細かいキャラクターの表情などを決めていくことが出来たことです。さらには、表紙だけでなく、ポスターの文面でもアドバイスを頂くことが出来、素敵な同人誌頒布になったと思います。改めて御礼申し上げます。
本文の作成(約40日前→約20日前に入稿完了)
まずは、同人誌の印刷会社様を決めました。
最後に掲載する「参考にしたnote」にもありますが、「初めての小説同人誌」でスムーズに作業が出来そうな「しまや出版」様へ、同人誌の入稿をすることに。同人誌の印刷会社様へ入稿する締め切りは、イベントやオプションにもよりますが、基本の最終締め切りとしては約1週間前になると思います。
製本サイズは、個人的に「文字が小さいと読みにくいかも…」と考えた結果、A5サイズとしました。表紙・本文の用紙については、奥が深すぎるので省略しますが、つづさやのイメージカラーを遊び紙で表現したくて、オプションとして追加したりしました。
また、ページ構成として、本文の開始が1ページ目とすると、1ページ目はタイトル、2・3ページ目は目次や登場人物など、4ページ目から本編開始、本文の終了(奥付)は偶数ページとなるように調整しています(しまや出版様では、wordファイルから入稿が可能になるようなシステムが整備されています)。
で、本文の内容については、量と質・どちらも楽しんで欲しいと考えた結果、「SS集のWeb再録+一部書き下ろし」としました。初めての同人誌でゼロから中編~長編小説を書くことは出来ないこと、まずは「つづさや本を出す」ことをゴールにするため、作業時間を短縮出来る方法を取りました。
とはいえ、改めて今まで出したSSを見ると、誤字脱字や不自然な表現が多く、ひとつひとつ確認しながら修正を行っております。アナログな方法ではどうしても見落としてしまうので、以下のサイトも使用しました。なお、書き下ろしパートは一日で形に出来たので、実は修正の方がかなり時間がかかっています。
表紙と本文を、しまや出版様に入稿したら、翌日に電話でやり取りをし、微細な本文の表現を修正し、翌々日には入稿完了となりました。
ちなみに、「同人誌の部数」については、正直に申し上げると「最初は10部頒布出来たらOK,理想は30部」でしたが、他の同人誌即売会でのつづさやの勢いを見て「50部」としました。部数をいくつにすればいいのかについては、初心者の僕には全く分かりませんが、参考までに、委託分を含め、今のところ残り10部を切っている状況となっています。
ということで、今回はここまでです。次は、同人誌を手に取っていただくために、ポスターやお品書き、設営物品の準備について書こうと思います!
参考にしたnote
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。みなさんが楽しめるものを、気軽に楽しめますように。