ANOVA PRECISION COCKERを買ったのでローストビーフを作った
今までの記事とはトーンが大きく変わるのだけれど、水温を一定に保つことが出来る調理器具であるANOVA PRECISION COCKERを購入した。元々はどなたかの料理とは一切関係ないインタビューの中で低温調理の出来る器具があるということで知った気がする。低温調理をすれば安い固まり肉であっても柔らかく美味しく調理することができるということでその記事を見てからずっと欲しいなぁーと思い続けていた。
日本だと例えば大型家電店で売っている訳ではないそうなので、Amazonで並行輸入している業者から買うことになるのだけれど、現在17000円超とまぁまぁなお値段なので結構迷っていたのだが、これを使ってお弁当を作れば割と早く回収できるのでは?と前向きに適当な理由を作ることで買うことを決断できた。
買ったら一番にやりたかったのがローストビーフの作成。やっぱり絵になるというのが一番。そして、普段買うことができるお値段の牛肉はあんまり美味しく食べれないのでこの調理器具を使えばどんな感じになるのか試すことができるためである。
最寄りの肉のハナマサにて牛肉を購入。行った時間が遅かったからかお目当ての部位はなかったがブロック肉はゲットすることができた。まぁまぁ高いが、他に牛肉のブロック肉が売ってないのでしょうがない。。
肉は塩、コショウをした上でビニール袋に入れて空気を抜く。真空状態の袋を作るのが低温調理のポイントの一つらしい。水に沈める方法で空気を抜く。一応臭み取りのためニンニクのスライスをいくつか入れておく。
これがANOVAの器具。鍋に取り付けて調理する。家にあるデカい鍋は圧力鍋しかないのでこれに取り付ける。牛肉は肉の内部に菌が少ないとのことで56.7度で2時間超加熱することにする。操作はスマホのアプリで行うことが出来るのだが、UIがオシャレな割にわかりにくかった。時間と温度の双方が設定出来るっぽい。
調理後フライパンで表面を熱して完成。以前宮島に行った際に購入したカッティングボードに載せるととても絵になる。本当は冷やしてから切ったほうが薄く切れるそうだが、今回は時間がないのでアツアツの肉塊と格闘しながら出来る限り薄く切った。
で、食べてみた感想としては、100g270円くらいの肉なので工夫しなければ結構硬い肉だと思うのだが、かなり一噛みで噛み切れる柔らかさのローストビーフが完成した。薄く切れればもっと美味しそうな感じになったと思うのでもっと料理の腕を高める必要がある。
ちなみに安い(100g60円くらい)鶏ムネ肉も調理してみた。ネギ塩のソースを作ってみたが相性抜群でめちゃ美味しかった。ムネ肉とは思えないくらい柔らかくジューシーに作ることが出来た。ムネ肉は安いので今後も様々なソースを作ってチャレンジしてみたいと思う。