動詞は一個しか使ったらあかん
バイトでの悩み
私は塾講師のアルバイトをしています。
体力がないので立ち仕事は向いていないし、理不尽なことが死ぬほど嫌いなので接客も向いてません。(正直私の住んでいるところは治安が悪くてクレーマーも多いです。)
実際、高校の時某ファミレスのウェイターをやっていましたが、毎日バイトに行くのが嫌で仕方なかったです。
ですが、話すこと自体は好きで、人に何かを教えるのも好きで、子供と接することも好きなので、塾講師のバイトはとても自分にあっています。
ほんとにバイトが好きなので、基本は週5で入っていますし、そのうちの2回くらいはフルタイム出勤です。
でも、こんなに大好きなバイトなんですが、一つ悩みがあります。
それは、「英語では一文に動詞は一個」というのを中々生徒たちが理解してくれないことです。
先に言っておきますが、腹が立っているわけでも生徒を馬鹿にするわけでもありません。
むしろ、学校の教え方が悪いのと、私の実力不足が原因だと考えています。
単純にどうすれば理解してもらえるのか分からなくて困っているという話です。
私の担当する授業は殆どが英語で、今はちょうど不定詞や動名詞を教えています。
私たち大学生からすれば、
I like play tennis.
という文は当然違和感があるわけですが、英語を学び始めたばかりの彼らにはこれの何がいけないのか分からないのです。
「だって、『テニスをするのが好き』ってことやねんから合ってるやん」
そう思うのも仕方ありません。
だから、間違えるたびに「英語では一文に動詞は一個しか使ったらあかんから、こういう時はing形に変えて動詞を一個にするんやで」と教えると
その単元ではできるようになります。
しかし、テキストのページをめくり新しい単元に入ると
今度は I am eat an apple. という文を作り出します。
彼らは学校で『am=は』と習っているので、
「『私はリンゴを食べます。』なんやから am いるやん」
となってしまうわけです。
これを理解させてあげるのが私の仕事なんですが、いい方法が思い浮かびません。
ですが、この悩みは私にある気付きをもたらしました。
当たり前かもしれませんが、『自分には簡単に理解できることでも、全ての人にそれが簡単に理解できるわけではない』ということです。
私は韓国語語学教育のサービスを作っていて、今は教材作成に精を出しているところですが、
当然私たちのサービスを使ってくれる未来のユーザーの中にも、私にとっては当たり前の文法や語法が理解しづらいという人がいるということを想定しながら作っていかなければいけません。
このようなことを塾講師のアルバイトの悩みから学びました。
この解決策が見つかれば、事業の方にも上手く活かせるはずなので、もう少し頑張って方法を模索してみます。
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