はじまり
悶々打破
齢38を迎え、不惑と呼ばれる四十路が目前にきた。
良否も濃淡も正誤もイマイチ判然としない人生ではあるが、「生きる」という1つの務めを40年弱継続しているわけで、まぁ及第点ということにして日々を過ごしている。
好きな本を読み、ときどき写真を撮り、気が向いたら旅をする。あまり外出はしないけれど、思い立ったら美術館に行き、稀に飲みにでる。身の丈に合った給金で飢えることなく、そこそこ身なりに気を使い、知識欲を満たす学びに時間と金を使う。眺めが良く安全な家で暮らし、よく食べ、よく眠る。
この僅かな文字数で記される生活こそ私が求めて止まなかった安寧であり、人生を切削しながら消費することで静謐な日常が結実された。
幸福なことだと思う。
それでも不思議なもので、考えてばかりいる。
思考していると言えば聞こえはいいが、要は悶々としている。いかなる時も悶々する悪癖は、いくつになっても治らない。数年後に不惑になるなど夢のまた夢である。
この悶々打破のために、10代の頃からブログに散文を吐き出すことで自分の内面整理をしていた。しばらくぶりの悶々打破を、物珍しさに任せてnoteで再開しようと思う。
noteでは多種多様な方々が才筆をふるっていると聞く。他の人の文章を読むのも楽しみたい。
品書(予定)
内容は駄文散文と読書感想文が多くなるだろうが、ここ20年強の知見と現状も文字に書き起こしておきたい。キーワードとしてはこのあたりが多くなる気がしている。
駄文散文、読書感想文
氷河期とゆとりの狭間世代、アラフォー独身女性
地方の底辺層出身者、アラサーでの上京
超低学歴のキャリアアップと数多の転職
現役上場会社経理職から見る、現状と今後
社会不適合者の諦観と足掻き
私の記した言葉に触れ、愛でてくれる人が1人でもいたら嬉しい。
どうぞよしなに。