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最悪なのは恣意的にルールを捻じ曲げようとする人間

仕事でも地域でも、会議という会議をやたらと引き伸ばすのは恣意的にルールを捻じ曲げようとするタイプの人間。どうとでも動く、むしろ動けば終わる内容の話にいきなり議論を持ち込んで全員を巻き込む。話が戻って動かなくなりうんざりする。

だいたいこういうことって自分でルールを作れない人間が言い出す。ルールを作れる人間は事前に代案作ってしっかり議題に載るよう根回しするから。

「ルールは常に改善していこう」
という文化はとても大事なのでそれはそれで結構なことなのですが、せめてルール変更したい人がエネルギー使おうよ、と。

感情論で入ったので、ルール変更をするときに最低限何が必要なのかを書いておきます。

ルール変更に伴い最低限必要なこと

1. 既存のルールで問題ないと考える大多数の説得

既存のルールで誰一人納得しないとき、そのときは問題ありません。ただ、大抵は1人以外はそのルールで回せています。説得するに足る根拠と資料が必要です。

2. システムの変更

運用実績があるシステムを変更する場合、過去のデータをどうするのか?やり直すのか、つぎはぎするのか、という問題が生じ、大抵の場合はつぎはぎだと不具合が出るのでやり直しが生じます。工数が発生するため、やはり説得するに足る根拠と資料が必要です。

上司パワーはあらゆる困難を突破する最大の武器だが・・・

トップダウンで何とかなることは多いです。というか最後はそれです(笑)
ただ、それを上司本人が使うならまだしも、下から上を使って・・・というのは最後の手段。絶対正しいという論理構築をしないでやるのは周りをしらけさせます。そして周りに「上司と話がつけばルールを捻じ曲げていいんだ」というメッセージを出してしまう・・・

想定される反論

「ルールをかたくなに守ることで停滞を生んだんだ」
というのが想定される反論ですが・・・
「ルールを変えること自体を目的化して変えちゃいけない基準のところまで壊してしまいませんか?」
「それは本当に良いルール変更か、しっかり考えていますか?」
「『がんじがらめのルールを壊す自分』というのに酔っていませんか?」
あたりで返しとこうか。


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本の中ではどんな感じかな?と思ったら逆の考え方が出てきた。「全力で現状のルールを回そう」という本と「ルールを変えよう」という本、どっちが売れるか考えたら・・・自明か。

#仕事 #困った人 #わがまま

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