ブルグミュラー『アラベスク』
実はこの記事、かなり緊張しています。
子どもがピアノ習っている(私はエレクトーン習っていた)だけのど素人。果たしてこの後の内容、一理あるのか重大な見落としがあるのか・・・
今週からはピアノ曲。
最初はブルグミュラーさん。
ピアノをやってる小さな子どもが最初にあこがれる「格好いい」曲(だと個人的には思っています)
そもそも何?
『アラベスク』は、ブルグミュラー『25の練習曲』の2曲目に収録されています。なので基本はテクニックを磨くための曲なのですが、この『25の練習曲』、練習曲らしからぬいい曲であふれています。だから子どもたちにも大人気。「弾けたら格好いいだろうな~」と思わせてくれます、
という練習曲、前半の名曲。
子どもの演奏を貼るのは気が引けたので、大人の方、ピアノのYouTubeで有名な方の演奏を貼らせていただきました。2曲目です。他にも何曲も人気曲があります。
誰が弾く?
すごく上手な園児さんがここ一番で弾いたり、ピアノを始めて2年くらいの4~5年生だったり、小学校低学年が多いかな?
チャレンジする、弾ける、聴かせる、親として感動する、聴衆として感心する、全部別なので、マウンティングとか考えないのが一番です。(紹介動画で大人の演奏を選んだもう一つの理由)
子どもが難曲を弾くことの是非
YouTube、に限らず昔からですが、「何歳で○○が弾けた~」みたいな話をよく聞き、「そんな無理させなくても」みたいな話もよく聞きます。
永遠のテーマ、みたいなものです。
先日「題名のない音楽会」で見た小林愛実さんは別として、
難曲にチャレンジするのとしないの、どっちがいいのか?
私はする方がいいと思います。
小さい子が弾く難曲、客観的に見てしまうと、音楽としては微妙かもしれません。上手ですがどうしても手の大きさとか無理があって、音楽的にはならない。
じゃあ何がいい?挑戦しきった子ども自身の見える世界が広がること。
チャレンジした子にしか見えない何かが残ります。残っているように見えます。残念ながらピアノの分野でそれが何か、チャレンジしていない私には分かりませんが。
(これはどの分野にもあるので、他の分野なら分かる)
※ ただし、無理にチャレンジさせるのは違う。たまに子どもを完璧超人と勘違いしている、、、おだてて暗示してチャレンジさせるのはあり。そういうタイプもいるので。
終わりに
ラストは音楽ですらなくなりましたが、今でも子どもたちがこぞって弾きたがる曲を書いたブルグミュラーさん、音楽の授業で名前を聞いたかどうかよく分かりませんが、偉大な人です。
芸術家として偉大な人、教師として偉大な人、それぞれが尊敬されているのは少しうらやましいな、と思ったりします。
当然それ以前に、芸術は開発と違って良さを数値で確認できないので、すごくきつい世界だな、と思いますが。
来週は、子どもの頃の私が唯一クラシックで好きだった曲。