自己理解の3視点
本日は自己理解の3視点についてまとめていきます。
自己理解は生きてる限り、ずっと続くものですが、この3つ視点を意識することで、深みがあり納得感のある確実な理解につながっていきます。
1)自己分析・内省
自分が思っている自分。自分の考え/思い/価値観など。自分が理解している自分。この自己分析、自己探求、振り返り、内省が最初のとっかかりです。
<方法>
「答えは自分の中にある」
とにかく自分と問答することが有効。質問リストやジャーナリング、感情日記、セルフコーチング、コーチングなど、とにかく自分の内面と向き合うのがおすすめです。
2)他者評価
他の人から思われている自分。話す/伝える/相談する/聴く/受け止める/気づく。
<方法>
他者を介して自分を理解するため、だれかと話すことでのフィードバックが必要です。メンタリング、カウンセリング、相談、などなど。話す、投げかける、相談することで、内面の言語化が進み、また相手のフィードバックを通じて自分の輪郭が浮かび上がってくるイメージです。
3)ツール利用
データが語る自分。客観的データによる『自己』の把握。個人の特性を科学的・客観的に測定し、能力や適性を捉えることができます。
例)職業適性検査/VIA-IS/ストレングスファインダー/エニアグラム/各種アセスメント/性格診断...
<方法>
各種ツールを受験し、その結果のフィードバックから気づきを得ましょう。各種ツールには必ず一定の誤差があります。鵜呑みにしないで、また「私はこういう人なんだ」と決めつけず、自己理解をするための補助的なツールとして、活用をおすすめします。
納得感がないときは、どれかの視点が抜けがち
自分/他者評価/客観的データ 考えれば当然の3視点なのですが、「私って何ができるんだろう、自分の得意って何...」ともやもやしているときは、どれかの視点が抜けてることが多いのではないでしょうか?
特に、他者視点は心理的安全性が担保されていないと、聞きにくい事が多いでしょう。仲の良い友人同士でも、対話によって相手の印象や評価を忖度なく、歪みなく伝えることは難しいはず。
また、3つ目のツールは受けただけで満足しがちで、それをもとに自分の方向性や指針に照らし合わせるなどの活用はしないことが多いのでは。また、アセスメントはライフステージや状況により変化することが多く、過去のデータを自己理解に利用しているとずれが生じることもありえます。
この3点を同時に進めると自己理解は深まる
おそらく、どれか1つを時々実践する方が多いと思います。
ただ、一気に理解するためには、同時期にすべてやっちゃうことをおすすめします。その際に、他者視点などは良いフィードバックを返せる仲間や信頼できる相手がいるとよいですね。
就職活動、転職活動以降、改めての自己理解などしたことがない!という方が多いのではないでしょうか?
悩んだとき、今から自分が進みたい方向性がわからなくなったとき、現在の自分を3方向から理解することはこれからの指針を立てるために大変有効な手段です。自己理解が進めば、進むべき方向が見えて、自己成長にもつながっていきます。
折に触れて、この3視点を思い出してもらえれば嬉しいです。
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