衝撃のMRI画像
MRIを撮った二日後に結果を聞きに最初のクリニックへ母と共に行きました。
診察室でパソコンの画面を見ると豆のような形をした巨大な卵巣が映っており、エイリアンのような影が上部にありました。卵巣に膀胱が押しつぶされていてこのせいでトイレが近かったんだなぁと理解しました。
前回のエコーで巨大化しているのはわかっていましたが、鮮明な画像だとより一層衝撃が大きかったです。ですが隣にいる母が動揺しているので自分は落ち着いていなければと思いなるべく平静を装っていました。
「腫瘍マーカーもかなり高い数値が出ているから悪性の可能性が高い、紹介状を書くので〇〇病院で手術を受けるように」と先生から説明があったのですが、気が動転している母は「何ていう病院ですか!?」と勢いよく質問してしまい、後で紙をお渡しするので…と看護師さんから言われていました。
「子宮頸がんの検査結果が出たら紹介先の病院に届くようにしておくからね、こっちは多分異常ないと思うよ」
子宮頸がんの結果は自分のスマホにも届くようにできるのでその説明を看護師さんから受け、紹介状をもらいました。
一刻も早く診てもらいたかったのでクリニックを出てすぐ電話予約をし、夕方診察してもらえることになりました。
時間があるので入院に必要なものを買いに問屋街へ行くことにしました。腹腔鏡手術になるか開腹手術になるのかわからないけれど、術後に履くパンツはおへその上まで隠れるくらい大きくてあまり締め付けがないものを選びました。普段履いているものより2サイズ上を選ぶといいそうです。
入院予定の病院のホームページにはパジャマやタオルのレンタルはないと書かれていたのでパジャマも何着か買いました。