CTにびびる
CTは造影剤を注射するときいて注射嫌いの私はびびっていました。
妹が受験するときにインフルエンザの予防接種を打たなかったくらい注射は大嫌いです。
勢いよく造影剤を注射するので痛いと書いている体験談を読んでしまい、怯えながらも病院へ向かいました。
前の人が早く終わったようで、予約時間より早く呼ばれてしまい心の準備ができてないまま部屋に入ります。
CTの右側に注射器がついている…
台の上に上がり右腕をまくりあげます。
MRIと違って検査着に着替えることはなく、CTの場合はスカートとタイツをずらすだけですみました。
甲状腺疾患持ちだけど造影剤を使っても問題ないか一応確認をとってもらい問題がなかったのでそのまま始まりました。
まず右腕に針が刺さります。採血のときと同じ感じでチクッとはします。
「まだ造影剤は入れません、入れるときは言いますね、まず生理食塩水を入れて漏れてないかチェックしますねー」
ありがたいことにめちゃくちゃ丁寧に説明してくれます。痛みはなく漏れてないので大丈夫。
「造影剤入れますよ、体が熱くなりますけどびっくりしないでくださいね」
次の瞬間全身がカーッと熱くなり、こんな一瞬で造影剤が体にまわるのか!と感動しました。一番熱いのが股のあたりでおしっこ漏らしたのかなと錯覚しそうになります(笑)
心配していた痛みは全くありませんでした。造影剤アレルギーも出ません。
途中息を吸って止めてという指示が出ます。止める秒数が表示されカウントダウンされるのでMRIのときほど息苦しくはありません。
また、MRIと違い、CTは短いトンネルのような形状なので閉じ込められている感はありませんでした。
10分か15分で終わり、針を抜いてもらいます。抜くときも全く痛くなかったのですが、ごつめのテープをぐるぐると腕に巻き付けられて止血されたので結構太めの針だったのでしょうか。
造影剤アレルギーが出た場合はすぐ連絡するようにと紙を渡されてCTは終わりです。
次の心臓エコーは上半身裸にタオルをかけられ横向きで受けるのでちょっと恥ずかしいくらいでした。
これで入院前の検査は全て受け終わりました。