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入院4日目(術後2日目)

トイレの話があるので少し汚いです

アラサーの尊厳を守る

婦人科系の手術をした後は出血しやすいので夜用ナプキンをつけておくようにと指示されています。私の場合は全く出血がありませんでしたが、昨夜パンツを履き替えたとき念のため装着しておきました。

朝お腹がぎゅるぎゅるしたのを感じて目覚めます。すぐにトイレに行かないと漏れる!しかしベッドから降りるのに時間がかかります。尊厳を失う前に便器に座らなければ!肘だけで起き上がると時間がかかってしまうので、ベッドの柵に額を押し付け鬼の形相で立ち上がりトイレへ駆け込みます。

パンツを下ろし間一髪間に合いました。トイレの扉を閉める余裕もありませんでした…万一少し漏らしてしまったとしても夜用ナプキンが受け止めてくれるはずなので、婦人科系以外の病気で入院される方も術後は夜用ナプキンをつけておくことをおすすめします。できるだけ長いナプキンがいいです。

朝ごはん-汁-

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まだ汁のみです。ついてくるジュースは全部味が濃くて高カロリー!傷の治りが早くなりそう。

さよなら硬膜外麻酔

8時半くらいに担当医の先生が麻酔を抜こうかと来てくれはりました。たまにボタンは押しているのですが、効いてるか効いてないかわからないしシャワーを浴びたいので抜いてもらうことにしました。

「入れるときは頑張ってもらったけど抜くときは痛くないですよ、テープ剥がすときが痛いくらい」とバリっと剥がされ管がズルンと抜けます。確かにテープを剥がすときだけ痛かったです。大き目のテープが背中に貼られているのでシャワーで沁みることもなさそうです。テープは剥がれてきたら自分で取ってしまっていいみたいです。

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さよなら相棒

痛みだすお腹

全ての管が外され晴れやかな気分になったのもつかの間、10時くらいからお腹が痛みだします。カロナールを飲んでいるのに?追加でロキソニンも飲み痛みが消えるのを待ちましたが15分、30分、1時間経っても痛いままです。これはおかしいとナースコールを押しベッドに倒れこんだまま看護師さんにお腹が痛いと訴えます。硬い枕を抱きかかえ目を閉じているといつのまにか寝ていました。

ふと目を覚ますと目の前に担当医の先生が。まだ麻酔抜かない方がよかったですね、ごめんなさいと謝ってくれはりますが、もう抜いてくれと頼んだのは私なので…「カロナールは一回3錠に増やしてその後痛くなってきたらロキソニン飲みましょう、ロキソニンは6時間間隔をあけないとだめだからカロナールと交互に飲む感じで」これなら大丈夫そうです。

ロキソニンを飲んだら看護師さんが来たときに何時に飲んだか報告します。このとき入院前に瞬間日記というアプリをインストールしたのを思い出します。このアプリを開いてメモすると、入力した時刻が自動で記録されるので薬の服用管理にぴったりです。

昼ご飯-汁脱出-

親友からLINEが来て私の地元に5Gが通っていることを知ります。田舎のくせにやるやんと感心しているとお昼の時間になりました。

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やっとおかずが食べられる!重湯も薄いおかゆになっています。魚ってこんなに美味しかったっけ、ふにゃふにゃのほうれん草とお麩も優しい味、具のあるお味噌汁って素晴らしいなといちいち感動しながら平らげました。ちなみにおかゆは400gあります(笑)ふりかけ用意してきてよかったー!

だらだらタイム

いつものようにTwitterをし、ロキソニンが効いている間は持ってきた本を読んでみることに。あんまり集中力がなくて数ページしか読めず途中で断念します。やっぱり咳が止まらないので以前地元の内科でもらったことがあるツロブテロールテープを処方して欲しいとお願いしました。もらった薬を見るとツロブテロールではなくジェネリックのテープでした。お風呂に入った後貼ることにします。

夕方は給茶機のあたりまで歩きに行きます。腰の角度がマシになったので今日は窓から外界が見下ろせます。そしてご意見箱が設置されているのを見つけました。例のクソ看護師について意見しなければ!

部屋に戻るとすぐ主治医の先生が回診に来てくれて、本を読む気になってきているのかとたずねられました。患者だけじゃなく横に置いてた本とかも見てはるんだなー

抗ヒスタミン薬を飲むと傷の治りがよくなると入院前に先生から教えてもらったのですが、普段フェキソフェナジンを一日一回一錠のところ二回に増やせばもっと効果があるのかと質問したところ、それははっきりしないけれど二回に増やしたからといって体に悪い影響があるわけではないそうなので気が向いたときに二回飲むことにしました。

晩御飯

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おかずは大根とカニカマ?のあんかけと鳥の胸肉です。筋トレ後のごはんみたい(笑)たらこふりかけがついていますが、五分粥400gを食べきるには追加でもう一袋必要でした。コアコアというヨーグルトは初めて見ました。どれも美味しかったです。

待望のシャワー

シャワーが解禁されたので入ることにします。でもそうするといつも目をそらしていた傷を直視することに…とりあえず着圧ソックスを脱ごうとしますが足首までしか下せません。これ以上力を入れるとお腹が痛むので看護師さんを呼んで手伝ってもらいます。今日の看護師さんは開腹手術経験者で、着圧ソックスが脱げないのも共感してくれました。脱いだ着圧ソックスは家に持って帰っていいそうです。咳が辛いときは湿らせた布をマスクに挟むとマシになると教えてもらいました。

あとはパジャマを脱ぐだけなのになかなか勇気が出ずうだうだしていましたが意を決してシャワー室に行きます。のど飴を切らすと咳が出るので龍角散を二粒口に放り込み、点滴スタンドにも飴をひっかけておきます。個室のシャワー室には脱衣所がないのでバスタオルはビニールに入れて点滴スタンドにひっかけ扉のすぐ前に置いておきます。

お腹を見ないようにして頭を洗います。髪の毛がねちょってて気持ち悪かったのですっきりしました。お腹には防水シールが貼られているので痛くないことはわかっていますが、怖いので少しずつしかお湯をかけられませんでした。30分以上はシャワー室にいたような気がします。お風呂の椅子なんてものはないのでずっと立ちっぱなしで脚がプルプルしました。まだかがめないので足をゴシゴシ洗えないのは不便でしたが、シャワーは気持ちよかったです。パジャマを着てドライヤーを借りに廊下へ出ると消灯時間を過ぎていたため非常灯しかついておらず薄暗く怖かったです…もっと早くシャワーすればよかった…

シャワーを浴びすっきりしたので咳止めテープを貼り後は寝るだけです。水とのど飴をすぐ手の届くところに準備しておき、親友からもらった布マスクを湿らせてつけます。しかしベッドに横になった瞬間咳が出ます。痛い!枕をお腹に押し当て衝撃にそなえ、飴を舐めます。ベッドの頭の部分を上げて夜行バスの座席くらいの角度にすると少しマシになりましたが、それでも咳き込みます。咳止めテープを貼ってからひどくなった気がするので看護師さんを呼びました。

ジェネリックだけどホクナリンテープと成分は同じなので咳がひどくなったのはテープのせいではないと思うと言い、加湿のための酸素もいらないんじゃないかと止めようとします。酸素はないと明らかに部屋の湿度が下がり喉が痛くなるのでそのままにしてもらい、テープは看護師さんが出ていった後一度剥がしてみます。するとひっきりなしに出ていた咳が5分に1回くらいまでになりました。ジェネリックテープは私には合わなかったようです。

咳の頻度が下がったとはいえまだまだ辛いので深夜に再度看護師さんを呼びました。気休め程度にしかならないと説明されましたが生理食塩水を吸引してみることに。

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ホースを咥えて蒸気を口から吸いこみます。下のファイルは動画です。

シーシャみたいやんとテンションが上がりましたが、効果はありませんでした…結局のど飴を舐めながら眠ることにしました。

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