レディースクリニックでの診察
仕方なしにレディースクリニックへ
2020年11月2日、以前ピルを処方してもらったことのあるレディースクリニックへ一人で向かいました。
今日は診察してもらいたいと告げると問診票を渡され、気になる症状や持病など全部記入します。受付の人に問診票を渡してしばらくすると名前が呼ばれ、まずは個別ブースで看護師さんと1対1で話します。
症状が出たのはいつからか、子宮頸がん検診もついでに受けるかなど問診票に基づいた質問と確認がされます。その後診察室へ案内され先生とご対面。
「急にお腹が出てきたんやね、内診するね~」
下に履いているものを脱ぎ例の内診台へ。田舎の古い内診台と形が違う!丸が3つひっついたような形で足首を置くとこがない…都会の病院はすごいなぁと感動しながら座ると椅子が上昇していきます。このときカーテンがないことに気づきました。
カーテンない方が怖くないな、でも部屋の隅に看護師さんが立ってはるの見えるのは恥ずかしいな…と思っていたら「確かにお腹出てるね~」と先生がお腹に触れ、内診が始まりました。
カーテンがないので全部見えているはずなのですが、自分のお腹が邪魔なのと先生の動きが素早すぎて何が起こっているのかわからないときがあったのでここからはうろおぼえです。
まず「卵巣大きくなってるわ」次にクスコが入ってきて、いでででと呻いている間に頸がん検診が終わり、瞬時に経膣エコーに移ります。これも痛い。
「あーかなり大きくなってるわ」とモニターをこちらに向ける先生。「これが子宮ね」よくわからないけど普通っぽい?「これが卵巣」と画面いっぱいに広がる巨大な丸い物体を見せられ思わずえぇぇぇっと声が出てしまいました。
最後にお腹の上からエコーで卵巣を見ます。お腹のエコーは2年程前に会社の健康診断で膵臓の数値が高くて受けたことがあるのですが、その時にはなかった巨大な物体がでがでかと映し出され、素人の私でも異常だとわかりました。
卵巣がんの可能性
「一部硬くなっている部分があるから悪性の可能性もある、良性だったとしても手術やね」
診てもらう前から手術は受けないとだめだろうなとはうっすら思っていたけど、まさかの悪性?卵巣がんって進行が早いんじゃ?
ショックを受けたまま看護師さんと共に個別ブースへ戻ります。
「いきなり手術ってショックですよね、あれだけ卵巣が腫れてたら内診痛かったですよね」と色々気遣ってくれながら今後の説明をしてくれる看護師さん。
紹介状を書くのでそれを持って別の病院でMRIを撮ってもらい、数日後にこのクリニックに結果が届いたのを電話で確認してから再度来院するようにとのこと。
腫瘍マーカー検査のためその場で採血してもらい、これもMRIの結果と一緒に説明するからと言われ、頭が真っ白のまま待合室へ戻りました。
大変なことになったと焦りながら、卵巣が腫れてて手術することになったと家族に連絡し、紹介状をもらってクリニックを出ました。
せっかく都会に出てきたのにすぐ帰るのはもったいないと商業施設をまわってみたものの、服を見る気にもならないので北野エースでお菓子を買い、休憩場所でしばらく放心した後帰宅しました。
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