異世界か諍いか

そこは暖かい空気が漂う場所
囲炉裏を囲んで皆がワイワイと話す幸せな空間
「ゴジダッデアザゴメ?」
年長者らしき老人が僕に問いかける
意味は分からないが彼の話す優しい空気に
ボクは「はい」と答える
すると老人がくたびれた革袋から手斧を取り出し
渡してきた
血と脂でどす黒く変色した樫の木に錆が浮かび刃こぼれしたギザギザの手斧
「ホデマガネッセンド!ハデヨ!」
辺りの空気が冷たく変わる
隣に座っていた少女までが声を荒げ「ハデヨ!ハガシ!」
どこかで見たように感じていたこの場所が急にぼやけた景色に代わる。
いつしか囲炉裏の火も消され立ち上がった皆がボクを見下ろしている
少女が小声で囁く
「ジガ、シカッデナ」
意味は分からないまでも動きでわかった

何かを殺せ

生き物なのか何なのか
ここはどこなのか

寒い

そう感じた時に
「あーアンダーアーマー買わなきゃ」
って思った瞬間に夢だと気づいた。

そして同時に
「この夢、何度も見てる」事にも気づいた。

あれ?このあとどうなるんだっけな?
つか、最後まで見たらダメなヤツじゃね?
で飛び起きた。手斧の感触が超リアル

怖い結果やエロい結果が出ても嫌だから夢診断はしないけど

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