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台湾でポーカーできるお店のまとめ【台湾撲克視察】

11月に台湾へポーカー視察も兼ねて旅行に行ってきました。
台湾ではポーカーのトーナメントは許可されてますが、キャッシュゲームは違法ということで、台湾独自ルールでキャッシュゲームみたいなことができるお店がいくつかあります(ルールは後述)。

今回、台北の繁華街付近で6店舗ほど行ってきたので見聞を纏めて共有します。なおこの情報は2024年11月時点の情報で今後、変わる可能性がありますのでご了承ください。また一般的にこのルールはグレーと言われることもあるので、台湾でポーカーする場合は自己責任でお願いします。


♠台湾独自のルール - 共通事項

先にも述べたように、台湾ではポーカーのキャッシュゲームは違法なので、お店はハウストーナメントか、トーナメントに似せたタイムリミット制のキャッシュゲーム(時限式ゲーム)で遊べます。

タイムリミット制のキャッシュゲームとは、2時間もしくは2時間30分とプレイ時間が限定されたゲームになります。この制限時間は打つレートにより異なり、通常ハイレートほど長く打てます。この時間が過ぎたら強制的に終了して一旦、清算という流れです。

以下、ざっくり特徴を纏めます。

  • プレイヤー全員が同じスタックでスタート

  • プレイ時間があらかじめ決まっている(ほぼ2時間 or 2時間30分)

  • レイトレジストもあり、2時間の場合は1時間30分経過したら受付終了

  • レイトレジスト前に飛んだ場合はリエントリーもできる

  • 1時間経過でブラインドが1回だけ上がるがアンティはない

  • レーキは参加費に含まれ、ポット毎のレーキはない(例えば参加費が3400台湾ドルの場合、400台湾ドルがレーキとしてお店の取り分になる)

  • 制限時間になったら強制終了して清算

  • 清算はICMに基づいて集まった参加費を順位毎に振り分けるが、1位にボーナスがついたり若干お店によって異なる

♠ポーカーMAP

それでは早速、台湾でポーカーできるお店をご紹介します。それぞれMapに番号でPINを打ってますが、1と4はお店がほぼ隣でMap上重なって1が見えなくなってますが4の下に1があります。1~5は概ね同じエリアなので徒歩で移動できますが、タクシーでも安く移動できて便利です。6だけ西門駅という離れたエリアで電車で西門まで行く必要があります。

①Dream Room 徳州撲克協会

※Mapでは「4」と同じ位置(隣接してる)
【住所】105 台湾 Taipei City, Songshan District, Fuxing N Rd, 15-4號2樓
【最寄駅】南京復興(Nanjing Fuxing)  
【営業時間】お客がいれば24h。いなければ16:00ぐらいから開いてる
【ミニマムバイイン or 初期スタック】
6600台湾ドル(約31,200円ぐらい)600ドルがレーキで、80000点スタート。
【ブラインド】100/200スタート、1時間経過で200/400 アンティなし

概要
2024年にオープンしたばかりの新店舗。めちゃくちゃ綺麗かつ豪華。
Tritonを意識したカラーやデザインが印象的。店舗のディスプレイにもTritonの映像が常に流れている。Tritonと関係があるのかは不明。

スタッフは制服着用、ディーラーはちゃんと練習してる感じがあり安定して上手いと思う。自分がいる間は深夜には人がいなくなり、夕方からオープンしてた。遅い時間帯は6600台湾ドルの卓は立たず、1つ上のレート11000台湾ドルのみ卓がたつ日もあった。ミニマムバイイン額がやや高め設定かつTritonを意識してるだけあって他店と比較して高級志向な印象を受ける。ディーラーはダブルデッキでショットクロック制を採用し、タイムバンクは各自2枚(1枚で30秒延長)。

水は無料でもらえる。VIP会員になるとウェイティングが優先されたりVIP専用の休憩エリアもあった。他にも特典やルールありそうだが、中国語でよく分からない。英語を話せるスタッフは何名かいた。スタッフ数が多かったので、日本語が話せる人もいるかもしれない。

感想
今回行った店の中では個人的には1番よかったかなぁという印象。新店舗なので綺麗なのはあたりまえだけどディーラーが安定して上手い、9MAXでテーブル広めでゆったりできる点が〇。トイレも広くて快適。新店なのに人が少ないのがちょっと気になる。客数に対してスタッフ多すぎると感じたが集客はこれからに期待?

入口 - 赤丸の看板が目印
お隣(人形あるとこ)はボーリング場みたい
入るとすぐにTritonグッズが並んでいる
店内の様子 - 広くて綺麗
FTテーブル
VIP専用
休憩所では充電器やお菓子、飲料が無料

②ACE8 - Poker 国際撲克競技協会

【住所】
105 台湾 Taipei City, Songshan District, Section 4, Nanjing E Rd, 11號3F
【最寄駅】台北小巨蛋(Taipei Arena) 
【営業時間】24h
【ミニマムバイイン or 初期スタック】
3400台湾ドル(約16,000円ぐらい)400ドルがレーキで、30000点スタート。
【ブラインド】100/200スタート、1時間経過で200/300 アンティなし

概要
結論から言うとここが1番盛り上がってた。レートの選択肢も多くリーズナブルに遊ぶことも可能。混んでるのでウェイティングになり易いが、少し待てはどんどんテーブルが開くので割とすぐ座れる。事前にLINE登録すれば通知してくれたり、進行中のテーブル状況がリアルタイムで知ることもできるが、うざいくらい通知がくる。

スタッフは制服着用だがある程度自由裁量な感じで、女性はやや露出も多い。男女問わず若いスタッフばかりで、女性ディーラーは可愛い子が多かった。若者が集まって盛り上がってる日本のアミューズメント感がある。ディーラーのレベルにバラつきを感じるが平均的なイメージ。ディーラーはダブルデッキでショットクロック制を採用してるが、たまにリセットし忘れたり曖昧なことも多々。タイムバンクは各自3枚(1枚で30秒延長)。テーブルは10MAXだがそこまで窮屈さは感じない。

水は無料でもらえる。他に早朝はモーニングコーヒーや、深夜はマックなどちょっとした夜食が無料で貰える(数に限りあるので早いもの勝ち)。スマフォでNatural8をプレイしてるお客がいたがお店と関連あるのかは不明。

感想
お客の多さやテーブルの回転率は1番の人気店だと思う。ディーラーも可愛くて英語なら話せるスタッフも割といた。個人的にはDREAM ROOMの方が好みだが、3400バイインのレートで遊ぶならこの店一択という感じ。

入口 - お店はビルの3Fにある
バイイン表 レートはここから選べる
店内の様子 割と広め
全部で11テーブルぐらいあり、夜は満卓になることも
深夜になると夜食が届く 無料だけど早い者勝ち

③Asia Poker Arena 亜洲撲克競技館 - CTP Poker Room

【住所】
10491 台湾 Taipei City, Zhongshan District, Section 1, Jianguo N Rd, 80號b1
【最寄駅】松江南京 
【営業時間】不明
【ミニマムバイイン or 初期スタック】不明

概要
ちょうどAJPCのトーナメントが開催されてた。タイムリミット制キャッシュゲームはプレイできなかったので会場の様子だけ共有。大型トナメがなければここもデイリートナメやキャッシュゲームを開催してるらしい。

ここも比較的新しくできた場所で、頻繁に大型トナメ(APTなど)の会場になっている。そのためキャッシュゲームというよりトーナメント会場という印象が強い。海外トーナメントに興味あればいつか訪れることになるだろう場所。設備は立派でよいお店だと思ったのでリピあり。

記憶が曖昧だが、トイレにウォシュレットがついてた気がする。

入口 階段を下りたら会場がある
店内の様子 だいぶ広い
店内の様子
AJPC SAMURAIが開催されてた

④CONE POKER 皇家徳州撲克推広協会

【住所】
105604 台湾 Taipei City, Songshan District, Fuxing N Rd, 15號芝麻大廈 3楼
【最寄駅】南京復興(Nanjing Fuxing)  
【営業時間】お客がいれば24h
【ミニマムバイイン or 初期スタック】3400台湾ドル ~ 上限不明

概要
先に紹介した①DREAM ROOMのほぼ隣。店舗は居ぬきのテナントをそのまま利用しているような割と殺風景。スタッフの対応や店舗の雰囲気があまり好みじゃなかったので、ここは様子だけ見てプレイせず。ただお客は割といたのでそこまで悪いお店じゃないのかもしれない。DREAM ROOMがすぐ隣なので容易にハシゴできる点は〇。

入口 少し先にDREAM ROOMもある
店舗内は割とシンプル 少し入りずらい雰囲気あり

⑤HI Poker 国際徳州撲克発展協会

【住所】
105 台湾 Taipei City, Songshan District, Section 5, Nanjing E Rd, 19-10號11F
【最寄駅】南京三民(Nanjing Sanmin)
【営業時間】お客がいれば24h
【ミニマムバイイン or 初期スタック】3400台湾ドル ~ 上限不明

概要
私は行っておらず、連れが視察してきた情報を共有。連れが行った時はお客がゼロでスタッフがディスプレイでゲームして遊んでたらしい。そのためプレイできずレポートなし。写真で雰囲気だけ共有。写真を見る限り、わざわざ行く必要ないかな、というのが本音。あまり人気ない?

外観 これだけ見るとちょっと怖い
店はビルの11Fにあるらしい 上がるのめんどい
入口
店内 行ったときはお客ゼロでテーブル立たず

⑥DR.POKER 西門旗艦店 国際徳州撲克発展協会

【住所】
No. 107號, Yanping S Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100
【最寄駅】西門駅
【営業時間】お客がいれば24h
【ミニマムバイイン or 初期スタック】1600台湾ドル ~ 上限不明

概要
私は行っておらず、連れが視察してきた情報を共有。この店舗だけ離れた場所にあり「西門」という駅から徒歩ですぐの場所にある。「西門」エリアは若者が集う場所らしく若者の常連客で賑わっていた模様。信じがたいが紙のトランプでポーカーするみたい。それでも3テーブルぐらいオープンして盛り上がってたらしい。ミニマムバイインが1600台湾ドル(7,600円ほど)とかなり易く遊べるのが特徴。

入口
店内は日本のMホールデムぽい感じとのこと

♠さいごに

ここまでご覧いただきありがとうございます。

さいごに個人的な感想を纏めると、どの店舗も総じてルールが緩いと思いました。日本のアミューズが厳し過ぎる気もしますが、リアルマネーを賭けているけどテーブル内では何語で話してもOK、写真撮影もOK、テーブル内で通話しても注意されないしアウトオブターンも緩くスタッフもお客も緩いです。テーブル外にカード落としても自分で拾ってと言われるし、ALL-IN時にカード1枚だけ見せて反応うかがったりする人もいました。

時々、フロア案件のトラブル起きますが、基本的に現地の人は優しめで怖い人も私が行ったときはいませんでした。時限式のキャッシュゲームと言われたりしますが、9MAXのトナメ(Sit & go)に近い印象で、スタックも150BBぐらいでスタートし、ブラインドも上がるけど1回ちょろっと上がる程度なので事故らなければ2時間たっぷり遊べます。治安も良くタクシーのボッタクリも少ないので流れタクシーも大丈夫ですが、会計が面倒だったりするのでUberの方がおすすめです。

デメリットは参加すると2時間はテーブルチェンジできないので嫌な奴がいるときつそう、逆にどんなに楽しいテーブルでも2時間で一旦リセットされて再度マッチングが行われる(高確率で再同卓しますが)。お客は現地人がほとんどで中国語でなにを話してるか分からない、ルールが曖昧なことがある、なにかトラブル起きても話せないので面倒そうというところです。このあたり問題なさそうなら台湾のポーカールームはかなりおすすめです!

台湾ポーカーもっと研究してまた来訪するつもりです。その際は、また情報をアップデートしますのでお楽しみに。

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