【シャニソン】CoMETIKデッキ構築：理論編【アイドルマスターシャイニーカラーズsong for prism】
シャニソンのコメティックのデッキ構築論について。
この記事は、シャニソン始めたてで覚醒レベルやスキルレベルを上げることができなかったり、強力なガチャカードを引いていない人間が対象です。
初期プロデュースアイドル、無秩序なサポートカード前提での話です。
まずはコメティックの固有ギミックの説明から。
CoMETIK (コメティック)
難易度 ：★★★★★
特性 ：除外
問題児。
「手札を除外するカード」と、「除外されたときに効果を発揮するカード」によって構成されています。
基本的にこの部分は最初に書いた記事から自分で引用しているのですが、
この部分は致命的な誤りがあるのでここで訂正します。
コメティックには、
「手札を除外するカード」と「除外枚数が多いとボーナスのあるカード」と「星屑ノ瞬キ」の3種類のカードが存在します。
「除外されたときに効果を発揮するカード」の存在は忘れてください。必要になることはありません。
コメティックの悪いところはいくらでも思いつきますが、それを記すと長くなりすぎるため全て割愛。ここでは、どのようにデッキを組めばいいかのみを解説します。
コメティックデッキ構築のゴール
固有ギミックのところで述べた通り、コメティックデッキは
・手札を除外するカード(可能な限り多く)
・除外枚数が多いとボーナスのあるカード(2－3枚)
・「星屑ノ瞬キ」(除外するカードが十分とれていれば何枚でも)
・それ以外
で構成されます。
コメティックデッキのプレイング
他のユニットには無い項目。
コメティックを初期状態でHardクリアするためには、正しいデッキを組むだけでなく、正しいプレイングをした上で、運ゲーに勝利しなければなりません。ですがご安心ください。運ゲーは試行回数でカバーできるので、必要なのは正しいプレイングと根気だけです。
どうしてもレッスンを突破できないときは、以下記事をご参考ください。
コメティックデッキは完成度によって必要な動きが変わります。
最序盤：ほぼ初期デッキ状態
基本的に、手札にあるダメージを与えられるカードを順繰りに打っていきます。
「星屑ノ瞬キ」以外はわざわざ除外を試みる理由が薄く、除外をそこまで意識しない方がうまく行きます。
無駄行動をしないことが最も大事です。
「リフレッシュ」や「終ワリノ始マリ」は無駄行動そのもので、レッスンのクリアがギリギリの際には絶対に使ってはいけません。引いたらリトライする気持ちで行きましょう。
また、コメティックの初期デッキに含まれている２種のアタックカードのうち、5コスはコストを払って打ち、4コスは除外するべきです。
CoMETIKの初期デッキに含まれている2種のカードのうち、
5コスの方は、素打ち1.0倍、除外時0.5倍です。
5コス1.0倍は普通に目を覆いたくなるスペックですが、CoMETIK内では貴重な火力です。初期デッキのみの場合は、除外するよりも素打ちするべきカードとなります。
一方で4コスの方は、素打ち0.5倍、除外時0.4倍です。
5コスは1.0/5で1コスあたり0.2倍ダメージなのに対し、4コスでは0.5/4で0.125倍ダメージ。4コスは素打ちすると5コスの半分強のPP効率しかないということです。
よって、初期デッキ内において、素打ちするよりも除外した方が良いカードということが言えます。
この5コス素打ちはコメティック攻略で非常に重要なテクニックであるため、攻略に難儀している人は、是非意識してみてください。
ちなみに、2コスの「二律背反ノ嘘」で4コスを除外した際のPP効率は0.4/2=0.2、5コスを除外した際のPP効率は0.5/2=0.25です。
これを聞くと、5コスも除外するべきでは？と思うかもしれませんが、除外できる枚数に限りがある(「二律背反ノ嘘」1×2+「サヨナラノ合図」2×1で初期デッキだと一週まで4枚しか除外できない)ため、どちらを除外すべきか？と問われると４コスの方、となります。
中後半：デッキができてきた状態
基本の動きは、
除外するカードを使いまくり、デッキを圧縮する
→除外ボーナスのあるカードを打ち続ける(デッキがそれ以外すべて除外されるため、使ったそばから除外ボーナスカードを引くようになる)
に集約されます。
上手く除外時ボーナスカードを使用することで除外から逃がしながら、他カードをすべて除外していきましょう。
除外された時効果は一切気にしなくて構いません。
後述しますが、コメティックの除外ボーナス系のカードは大変優秀で、これだけでデッキが成立するため、他の要素は全てこれらのためのお膳立てです。除外時アピールの10倍くらいの価値があります。
note用
— man (@man_YGONOOB) December 11, 2023
コメティック基本 pic.twitter.com/9rn2rGIOma
コメティックカード解説
手札を除外するカード
幸か不幸か、コメティックの除外カードは「裁キノ時」を除いて総じて優秀であり、アップグレードが必要になるのも「サヨナラノ合図」のみであるため、獲得候補に出てくるだけ入れてかまいません。
除外カードばかり入れると寧ろ欲しいカードが引きにくくなるのではという危惧がある方もいるかもしれませんが、コメティックは除外カードを引けない＝死であるため、除外カードを１枚も引かないくらいならば多すぎるくらいでいいです。
除外カードの優先度は、上から、
♢2以上の「サヨナラノ合図」＞「空虚ノ歪ミ」＞「踊ル幻想ノ月」＞♢1「サヨナラノ合図」、「二律背反ノ嘘」＞＞＞「裁キノ時」
です。
一応、除外カードがデッキ内に8枚を超えてきたらもう取らなくてもいいと思います。ただ、それほど大量に除外カードを取れることは稀なのでやはり基本的に出るそばから取って構いません。
友人がアリーヴェデルチって呼んでました
それほど悪いわけでもない
除外枚数が多いとボーナスのあるカード
コメティックのダメージの10割を担います。
他ユニットと比べても圧倒的な性能と使いやすさを誇り、これらのカード群を存分に生かすことがコメティック攻略で重要です。
2コスはるき
いい名称が思い浮かびません。
無凸でも2コス0.5倍(この時点でコメティック全アタックで一位のPP効率)。
除外3枚以上という達成しやすい条件で、2コス0.8倍になります。
2凸まですると、2コス0.7倍、条件達成時2コス1.8倍となり、全アタックカードの中で最強クラスのダメージソースとなります。
デッキへの加え方は、
最初の出現時(属性を問わず)1枚
のちに、育てている属性と同じ2コスはるきが来たら1枚
で最大2枚がオススメです。
「笑ウ泡沫ノ虹」
除外カードが一定枚数を超えると0コスになります。
ここだけではイルミネのキラメキ・シリーズと同じですが、コメティックはその性質上デッキから不要なカードが無くなるため、「笑ウ泡沫ノ虹」を使うと「笑ウ泡沫ノ虹」を引くという状態を狙って起こすことができます。
必要枚数はデッキに1枚。アップグレードも必要ないのもうれしい。
「歌ウ宵闇ノ星」
2コスはるきと必要な除外カード枚数以外全く同じスペックという、2コスはるきの完全下位互換です。
ただし、条件が少し厳しくなっただけで火力自体は同じなこと、条件が厳しくなったとはいえ達成自体は難しくないこと、2コスはるきが壊れているだけなことなどから、全く悪いカードではありません。
2コスはるきとまったく同じ考え方・同じ枠でデッキに加えて構いません。
「星屑ノ瞬キ」
コメティック唯一のPP加速です。
除外によるPP加速がそこそこ強く、除外できるカードが十分とれている場合はデッキに入れ得の優秀なカードとなります。
十分取れているの基準は2枚以上新しい除外カードが手に入ったらくらいでいいと思います。
除外カードが無い状態で入れるとただのお荷物なので、序盤に報酬に出てきたら♢3でもスルーしましょう。
その他
全て1枚たりともデッキに加えてはいけません。
一つの例外なく、不要なカードです。
取る必要のあるカードまとめ
・除外するカード(何枚でも)
・2コスはるき(1～2枚)
・「笑ウ泡沫ノ虹」(1枚)
・「星屑ノ瞬キ」(除外するカードが足りていれば2枚くらいまで)
相談での削除
最優先で削除するのは「終ワリノ始マリ」です。
「リフレッシュ」と違い打つとデメリットがあるため手札に引くと打って手札を回すことすらできないという凄まじいカードです。
「終ワリノ始マリ」を消し終わったら、「リフレッシュ」とコストの高いカードを適当に消しましょう。
コメティックは除外カードさえ引ければプレイ中に実質デッキからカード削除ができるため、相談の優先度は高くありません。
シーズン1か2に一度行けば十分でしょう。
消す優先順位は
「終ワリノ始マリ」＞＞＞＞＞「リフレッシュ」＞＞育ててない属性の4コス＞育ててない属性の5コス
です、
SPレッスンでのアップグレード
優先順位は
「サヨナラノ合図」＞＞2コスはるき1枚＞その他
です。
「サヨナラノ合図」も2コスはるきも、アップグレード回数0回でも使用に耐えうる性能をしているため、極端に言えばコメティックのプロデュースにおいてSPレッスンは不要です。
どうプロデュースするか
初期キャラでコメティックHardをクリアするためには、他ユニットと明確に違う方針が必要になります。
というのも、コメティックはクリアのために必要なデッキパワーを得るために、ユニット固有カードが大量に必要になるからです。
コメティックのプロデュースの基本はレッスンに通うことになります。
そして同時に、コメティックは非常にデッキが序盤不安定且つ弱く、レッスンクリアが非常に難易度が高いという特徴もあります。
よって、コメティックプロデュース中は、以下のような方針を取ります。
・最初は、レッスンをクリアできるように自主練やお仕事で少しステータスを盛る
・メインで行く場所はレッスン
・1種類のレッスンを重視することでステータス上昇を狙う
・と、同時に、レベルの高すぎるレッスンは行かない(クリアできないため)
・チャレンジミッションを達成できないことを許容する
この、「1種類のレッスンを重視する」と「レベルの高すぎるレッスンは行かない」を上手く両立させることが、コメティックのプロデュースにおいては大事です。
レベルの高すぎるレッスンとは具体的にはどのくらいか？というのは当然の疑問ですが、正直ケースバイケースではあります。
・プロデュース挑戦時のアイドルのレアリティや覚醒度、信頼度
・手に入れたカード
・プロデュース中に上昇したステータス
などによって左右されるからです。
一つの目安として、初期アイドル初期ステータスで開始した場合、
・シーズン1の2週目まではレッスンLv.1まで
・シーズン1の間はレッスンLv.3まで
・シーズン2でレッスンLv.4は上手くいっている時だけ
くらいの基準を守っておけば大丈夫だと思います。
これは安全ラインを広くとった基準ですので、カードゲームの腕に自信がある方はより独自の攻めたスケジュール選択をした方が良いです。
チャレンジミッション未達成を許容するというのは、あくまで許容するだけで当然達成可能であれば達成した方が良いです。
ただ、コメティックは達成が不可能なチャレンジミッションがよく現れ、Hardクリアに必要なのはステータスよりもデッキの完成度のため、全ユニット中恐らく唯一レッスンでチャレンジミッション未達成が肯定されます。
念のため述べておきますが、ここで解説しているのは「初期状態で安定したコメティックHardクリアのために必要なプロデュース手段」であり、強力なアイドルを育成する方法ではありません。
いかがだったでしょうか。
上理論を実践して回してみたのが以下記事になります。
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