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【シャニソン】レッスンを諦めないために足掻ける6のこと【アイドルマスターシャイニーカラーズsong for prism】

※この記事は、これから執筆予定の「CoMETIKデッキ構築論」にあたって、「レッスンがクリアできない時に無理やりクリアする方法」の解説が必要になったために用意された記事です。

シャニソンのプロデュースにおける謎のカードゲームことレッスン。
30秒という絶妙に短い時間制限で、どう頑張っても目標値に達せずクリアをあきらめてしまうような時があると思います。

この記事では、そういう状況で、なんとかしてクリアを目指す方法について語っています。なんとかしてクリアする方法です。「諦めて次のプロデュースに行こう」「もうちょっとステを盛ってからチャレンジしよう」「挑戦するレベルは考えよう」などという甘えは含まれていません。レッスンという敵前に飛び込んだ瞬間、取れる選択肢は一つ。高く高い壁だってGet chance & Luck。飛び越えて異彩の光で魅せるだけです。


①諦めない、絶対!

リトライをし続けましょう。

一番大事なことです。
このゲームのレッスンは、失敗した際一切のペナルティが無くリトライすることができます。つまり、諦めなければクリアできる可能性は消えません。
逆に、諦めた瞬間クリアできる可能性は0になります。
次のトライでは、引きが良くなったり、敵のデバフが機能しないものばかり飛んできたり、たまたま自分がうまくプレイできるかもしれません。
2、3度失敗した程度で諦めないのが大事です。

筆者はCoMETIK HardでSeason1,1マス目でLv.2レッスンを踏み、友人に諦めろ諦めろヤジを飛ばされながら1時間15分かけてクリアしたことがあります。1時間15分の間トライし続けてクリアできなくても、理論上クリア可能であればクリアはできるのです。ちなみに1時間かけるくらいならあきらめたほうが良いと思います。

②Digitalの砂漠を旅する私は何度も何度も明日を占ってる

マリガンをしましょう。

マリガンとは、元々ゴルフ用語で、最初の一発目のショットをミスしてしまった場合ペナルティー無しで打ち直しを許すローカルルールから来ており、カードゲームにおいては「最初のドローを引き直すこと」を指します。

シャニソンのレッスン中、ポーズから「リトライ」を押すことで即座に初手3枚を引き直すことができます。

ポーズからはミッションの内容もチェックできる

どうしようもない初手が来たときは潔く諦めリトライしましょう。そういうこともあります。
絶対に来てはいけないタイミングで属性デバフが飛んできてしまった時なども、さっさと諦めましょう。ここで諦めるのはギブアップではなく、未来のための助走です。

③幾千の闇を抜け降りかかる試煉乗り越え

敵のデバフを回避しましょう。

デバフは必ず飛んできます。それをうまく対処し、トータルのダメージ量を増やすことが非常に重要です。
パッと調べた限り、シャニソンプロデュース中に飛んでくるデバフを列挙したサイトが無かったため、ここで筆者の知る限りのそれぞれのデバフの対処法を列挙します。
ここでは基本的にプロデュース中に飛んでくるデバフのみを考えます。

アイドルスキル封印
対策はありません。食らったら大人しく待機していてください。幸い、アイドルスキルが封印されても総出力に影響は無いことが多いです。
封印されるスキルはまだ使用していないスキルの中からランダムに選ばれるため、特定のアイドルスキルを重視したい場合、他のスキルを打たないことでそのスキルが封印される可能性を下げることができます。気休めですが。

PP減少」「PP上限減少
対策はありません。被害も他よりは少ないです。飛んで来たらラッキーと思いましょう。

カードコスト上昇
→かなり重いです。対策は使うカードの枚数を減らすことです。カードを使えば使うほどPPを無駄に使わされた量が増えることを示すので、「アイドルスキルを使う」「重めのカード(元々4コスなど)を優先的に使う」「時間切れまでPPを溜める」などがあります。

カード封印
→特定のカードコスト(3コス以下や5コス以上など)の使用を禁止します。あまり飛んでくることは無く、プロデュース中なら飛んできても5秒足らずで解除されることが多いので、そこまで気にする必要はありません。

属性ステータスDOWN
属性アピールDOWN
全属性アピールDOWN
最も高頻度で飛んできて、最も致命的な打撃を与えてきます。普通であれば50%DOWN程度は上から突破できることが多いですが、本当にギリギリの勝負をしているときは、1枚のカードの威力が落ちるだけでクリアが不可能になることもあります。対処法はその種類のダメージを与えないこと常にデバフを確認し続け使おうとしているカードやスキルに対するデバフがかかっていないことをチェックしながらプレイしましょう。
もし仮に手持ちのカード全てにデバフがかかってしまう場合は、リトライするのも大事です。次の回では上手くよけられることを祈りましょう。

手札強制交換
→使いたいカードが落とされることで狙った動きはできなくなりますが、結局代わりのカードをひくことはできるため、影響は小さいです。デバフの中ではラッキーな方です。気分は悪いですが。
手札枚数が多いと交換→ドローの持続時間が長く1秒以上何も動けなくなるというトンデモ要素はありますが、アイドルスキルを使ったりPPを貯めることで解決できます。

④秘めたPower今集めて目指すはTop Rank

バフを有効活用しましょう。

シャニソンのレッスンにおいて、バフは他の類似ゲーと比べても比較的影響力は小さく、バフよりもカードそのものの強さやアイドルたちのステータスの方が重要なバランスになっています。
が、ギリギリの勝負にそんなことは言ってられません。どんなに些細な影響だろうと使い倒し、勝利への道筋を切り開きましょう。特にCoMETIKは初期デッキに「コラボ属性アピール」が含まれており、このカードの20%バフをうまく使えるかどうかで勝負が分かれることがあります
ここでは、アピールに関するバフを取り上げます。PPやコストに関するバフは解説しなくてもどう使うかはわかりやすいと思うので。

こんなんじゃなくて猛烈属性アピール入れといてくれ

シャニソンレッスン中のバフは(思いつく限り)以下の種類があります。

カードによるもの

「×秒間属性アピール増加量〇%UP
→書いてある通り、特定の属性のダメージを一定時間伸ばします。
活用方法は、素直に効果時間中に可能な限りその属性のダメージを与えることです。
アイドルスキルにも乗るため、強力なアイドルダメージスキルを打つ際はバフを意識しましょう。

イルミネに入ってるゴミ

次アピール増加量〇%UP
「次」とはそのバフを与えるカード・効果が発動した後、最初に発生するダメージを指します。アイドルスキルにも適応されます。
有効な使い方は、このバフが発動した直後、可能な限り一発が大きいアピールを与えることです。直後の一回にしか適応されないため、その一回が大きければ大きいほど盛られるダメージ量も増えます。
SSRアイドルが所持しがちなスキル「属性ダメージ極大(6.0倍)アピール」や、高コストのカードによる倍率の高いダメージが適しているでしょう。

次アピール系のバフは効果量が大きいものが多い
上手く使えれば強力

アイドルのスキルによるもの

×秒間、自身の属性ステータス〇%アップ
「自身の」とは、そのスキルを所持しているアイドルのみを指すので、カード自体の火力は〇%アップしません。
CoMETIKでいうならば鈴木羽那が「Viアップ小」で「10秒間自身のViステータス50%UP」のスキルを所持しています。
これを発動すると、カードの火力がVi0.5倍だとして、
与えるアピール=(「ルカのVi」はるきのVi鈴木のVi×1.5」)×0.5
となります。
ただ、火力が上がっていることには間違いないので、これで上昇したステータスの属性のアピールを可能な限り与えたいです。

初期鈴木のスキル

同じ種類のバフは加算ですが、違う種類のバフは乗算になるため、複数種類のバフは同タイミングで使うと効果がアップします。
つまり、「属性ダメージ20%UP」と「属性ダメージ50%UP」が同時に発動した時、かかっているバフは「属性ダメージ70%UP」で、与えるダメージは1.7倍です。
しかし、「属性ダメージ20%UP」と「属性ステータス50%UP」が同時に発動しているとき、1.2×1.5=1.8で、与えるダメージは1.8倍となります。

⑤自分のいまを見つめることで足りない物に気付きInspire

使うカードは厳選しましょう。

使うとPP効率的に損をするカードがあります。
リフレッシュ」は2コスノーダメージなのでわかりやすく損なカードですが、例えば放クラの「パワフル・スマイリー」は4コス0.3倍。これを打つくらいならば他のカードを打った方がマシです。
イルミネの「導いてラッキー・スター」はドローして引いたカードのコストを0にしますが、得をするのは4コス以上のカードを引いた場合のみで、イルミネの初期デッキに4コス以上のカードは一枚も含まれていないため、PP的には無条件で損をするクソカードとなっています。

一応コストを変化させたらメリットがある系のカードを強化する役割はある
嘘で、完全に運依存なので役割は無い。相談で消したほうが良い

CoMETIKの初期デッキに含まれている2種のカードのうち、
5コスの方は、素打ち1.0倍、除外時0.5倍です
5コス1.0倍は普通に目を覆いたくなるスペックですが、CoMETIK内では貴重な火力です。初期デッキのみの場合は、除外するよりも素打ちするべきカードとなります

除外しても大したことない

一方で4コスの方は、素打ち0.5倍、除外時0.4倍です
5コスは1.0/5で1コスあたり0.2倍ダメージなのに対し、4コスでは0.5/4で0.125倍ダメージ4コスは素打ちすると5コスの半分強のPP効率しかないということです。
よって、初期デッキ内において、素打ちするよりも除外した方が良いカードということが言えます。

除外しても大したことないが打つと大損をするため除外する

このようにレッスン中打つべきではないカードが存在するため、そのようなカードは極力打たないようにし、他のカードを使うことを優先しましょう。

⑥距離・風・速度はじき出し巧みに操作Reflection

本当にクリアできない時の最終手段は、ダメージ計算です。

ダメージ計算とは。
文字通り、すべてのダメージを計算することです。

デッキ内のすべてのカードとスキル、バフを完璧に使いこなし、敵のデバフが一切刺さらなかったときに出せる理論値を計算し、それが必要なアピールに届いているかをチェックすることです。
もし届いていなければ、何が起こってもクリア不可能であり、それは諦めざるを得ません。

参考までに、CoMETIK初期デッキの理論値火力の出し方のメモと結果を記しておきます。

ステータス
ルカ 95/95/95
鈴木 76/76/76
はるき 76/76/76

レッスン中に使用可能なマナ理論値
→30+加速分7.5=37.5

除外時10×0.75=7.5PP追加

ダメージソース
4コス 0.5倍
4コス除外 0.4倍
5コス 1.0倍
5コス除外 0.5倍
3コスコラボアピール 0.5倍 10秒間20%バフ

スキル
ルカ1コスDa1倍
はるき1コスVo1倍
鈴木1コス10秒Vi50%バフ

最大効率火力
加速起動+4コス除外(3)
=247×0.4
=98.8
Vi 鈴木バフ→コラボ→5コス→4コス(13)
(ルカVi+はるきVi+鈴木Vi×1.5)×{0.5+1.2×(1.0+0.5)}
=(ルカVi+はるきVi+鈴木Vi×1.5)×2.3
=285×2.3
=655.5
Vo コラボ→はるき→5コス(9)
=全Vo×(0.5+1.2)+はるきVo×1.2
=247×1.7+76×1.2
=511.1
Da コラボ→ルカ→5コス(9)
=全Da×1.7+ルカDa×1.2
=533.9
合計 34コス 1797 (小数点全切り捨て)

つまり、完全初期デッキ初期ステータスでCoMETIKを開始した場合
理論上34コスで1797アピールを出すことができます
レベルや信頼度でステータスが上昇すればその分追加が入り、筆者の場合はCoMETIK達のVoとDaが+5されていたので、理論値を出せばSeason1の1週目でレッスンLv.2(要求アピール1800)をクリアできることがわかりました
(ちなみに真の理論値では上に加え2コスの廃棄ルカで4コスを廃棄し0.4倍Daアピールが入るので、完全に初期状態でもクリアは可能です)

現実的に無理だろ、と思われるPはいるかもしれませんが、1時間15分かければ可能でした。なんなら、この計算をしたのは45分ごろなので、上パターンから外れれば即リトライ、という行動を最初からしていれば、1時間はかからずクリアできたと思います。

逆に、どんなに完璧な引きとプレイをしたとしても、レッスンレベル3以降はクリア不可能です。SPレッスンLv.2も(そもそもSPレッスンを一度踏まなければLv.2にならないため初期状態では挑戦不可ですが)上限値まで到達できません。

このように、一見不可能でも、ダメージ計算をすることで可能なことがわかったり、逆に不可能だったりします。どうしてもクリアできない時、ダメージ計算でその挑戦が理論上可能かどうかをチェックすれば正しい判断を下すことができるでしょう。

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