#104 みんなで育ち合う子育て
子どもの日。皆さんはどんな風に過ごされていましたか?
ここ観光地でもある八ヶ岳。連休は街全体が混んでいて、いつものスーパーも、大きな道も車がいっぱい。裏道を走らないとなかなか大変です。
なので、そんなときは外出せずに、近場で過ごしています。
前半は、仕事、打ち合わせ、畑をしたり、片付けをしたり。
そして今日、子どもの日は、わが家では、人がたくさんいるところが苦手な次男はご近所さんのおうちにお世話になり、長男と三男を連れて、三男の同級生のおうちにお邪魔してきました。
久しぶりの持ち寄りごはん。
上の子たちが小さい頃は、毎月のように一品持ち寄りで集まったものです。懐かしい!今回は、料理上手な皆さんだったので、食卓がえらい豪華なことに。自分は作り慣れたものを持っていくだけで、色んな美味しいごはんをいただけて、ごちそうさまでした!
みんなの子を、みんなで見る。
子どもたちが関わり合っている姿、そしてそこに関わる大人の姿を感じて、ホッとしたり学んだり励まし合ったり。
異年齢の子どもたちが横に斜めに関係づくって遊びあう。
ここ八ヶ岳では、だれかのおうちも森の中。
なんて豊かなのでしょう。
上の子たちの保育園時代、年長さんになってすごく仲がいい代(学年)は、0,1歳くらいから集まっていたなぁーと思い出して、末っ子の代もそうなれたらいいなと、話を持ちかけてみました。
おうち集合ということだったりGWだったりで、まずは小ぢんまりと。また、みんなで集まれたらいいなーと思います。
大事なのは、みんなが気持ちよくいられること。
人間関係がめんどくさい、関わりたくない(保育園には子どもだけ預かってもらえれば)というおうちは無理に誘わず、オープンに、親も子も自分らしくあれるような場づくり、関係づくりができたらいいなーと思っています。
めまぐるしい現代、核家族になりがちな今、子育てをおうちだけで抱えてしまうと、なかなか大変!
それを、仲間と集う、そして楽しいことをすると、「大変」が「楽しみ」に変わったりしてきました。ちょっと目を離しても、友達のママが見ていてくれる。わざわざメールするまでもないようなちょっとした悩みを聞いてもらったり、会話がなくても何をするでもなく、一緒にいていい空間。
そんなゆるやかな空間と時間に、癒されます。
末っ子の通う保育園は森の中にあって、お父さんお母さんたちは個性豊かな方々。移住者や自営業も多く、子育ての方針も自然なおうちが多いです。
そんなこんなで、暮らしや子育ての価値観が合う人を見つけやすいなーと感じています。ありがたや。
今、中3と小5になった上の子たちを東京で育ててきて、そして小学校や保育園で働いた経験から思うのは、住む場所によって、入れる保育園によって、全然、保護者の考え方が違うということでした。
お茶の水に住んでいたときと、郊外に住んでいたとき。同じ郊外でも、駅近の場所と駅からは遠いけど自然がたくさん残るエリアでも、保護者の考え方や大事にしてることは全然違いました。同じエリアでも、しつけや礼儀を大事にしている保育園と、五感を使って自由に考えることを大事にしている保育園では、当然ながら保護者が全然違いました。
肌感覚が合わないエリア、考え方が合わない園に行ってしまうと、本人にも周りにとっても不幸かな、と思ってしまいます。合うところ探しは大事だな、と思います。私の場合、育てながら、自分の譲れないところ・大事にしたいところはここ、と見えてきたところがあって、自分が変わっていくにつれて、住む場所も変化していきました。もちろん、最初から自分のことをよく分かっていてブレない方もいらっしゃると思います。
実は私、長男を妊娠しているとき、出産や子育てについての不安もあったけれど、ママ友とうまくやっていける自信がない、ということが一番の不安だったんですよね。
けれど、価値観の合う親御さんと会えたら、それは「ママ友」という枠を超えた、一生ものの友達。出会えて運がよかったとも思うのですが、やはり、価値観が合う人がいそうな地域に引っ越したことが大きかったです。
仲間になれるかならないか、は、何度か回を重ねていって、居心地がいいぐあいを探してみるといいのだと思います。何事も、最初がなければ、そのあとに続いていかないですよね。めんどくさかったり、うまくいかないことを恐れて、何も行動しなかったらもったいないですよね(これ、過去の私です)。
誰かひとり、でも、フィットするお友達が見つかったら、園生活が(親にとって)楽しいものになるなと思います。そして、それは子どもにも伝わるんじゃないかなーと思っていて、楽しいに越したことはないんじゃないかなと思っています。
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では、またお会いしましょう!
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