植物油を学ぶ 〜植物が種に油を蓄えている理由
先日学んだエシカルコスメの講座から。
植物にとって、油はものによって取れる部首が違って、種子だったり果肉だったりお米の胚芽部分のように副産物だったりします。
では、どうして植物は油を蓄えているのでしょう。
考えたことありますか。
植物の種は、水分や温度や光など、条件が揃うと発芽していきます。発芽するまでの間、種は生き続けているんですよね。お米も、大豆もナッツも、ごまも、ふだん食べている中で種子も多くあります。
お米は古くなっていくと味が落ちてパサパサしていってしまいますよね。それは、種としてのお米の力が少しずつ使われていっています。養分が消耗されていきます。
そのように、植物は、効率的なエネルギーの貯蔵物質として、油として種子の中に蓄えているんですよね。
なんて健気だと思いませんか。
これを聞いてじーんとしてしまいました。
以上は種子の場合でした。果実の場合も、脂肪を含ませることで動物に食べてもらって広がっていくことが植物の生存戦略となっているからなんです。
ヒトが生まれるより前からいのちをつないできている植物。
学ぶほど、植物の叡智はすごいなと感じます。
そんな叡智の結晶の油。
油は当たり前に購入できるものですが、使って当然、ではなくて、植物が生み出したものというところに思いを馳せて、ありがたく使っていきたいと思いました。
参考になったと思ったら、記事をお友達やSNSでシェアしていただいたり、いいねボタン(ハートのマーク)を押していただけたら励みになります^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?