#96 思春期&2歳児といる幸せは、わちゃわちゃ
わが家の中3と小5の男の子は思春期。末っ子は明日2歳に。
今日は、友達のひとことで、ストレスだったことが、くるっとひっくり返って幸せだな、と感じたという話です。
わが家の上の子たちは何か言えば反発するし、長男は特性から、時々びっくりすることをやらかしてくれる。下の子は魔の2歳児、やだやだ言うし、あれこれやらかしてくれる。長男も末っ子も目を離せない。次男はというと(自分のこと言われるのが嫌らしいのであまり書かないけど)「自分」がしっかりあって反発したいお年頃。
片づけたそばから、3人とも散らかしていく。片づけについては、けしかけても、手伝っても、ほったらかしても、何かモノでつっても、上2人は、どうにもこうにも片づけない。祖母が片づけてくれて入るものの、これもなかなかのストレス。
長男と次男のケンカが、けっこうなストレスで。長男がやらかしていることを、次男が見かねて我慢できなくなって長男を突っつく。すると長男が大騒ぎしてパニックを起こす、というのが日常茶飯事になっている。長男がパニックしたときに言う言葉は私が一番聞きたくないセリフで、だから気を引けると分かっているからなのか、無意識にそのセリフを繰り返す。前に、正面から「その言葉は本当に悲しくなるから、使わないでほしい」と伝えたのが、逆効果になってしまったのかもしれない。長男には、ちょっと注意しても、言われたくなかったタイミングだと、大声で泣き叫んでそのセリフを繰り返す。
何より、中学生が泣きわめくうるささ、兄弟喧嘩のうるささ、繰り返される聞きたくないセリフに、消耗する。
という、ヒィ~毎日大変だよ、という話をランチしながら友達に話していた。すると、「それって正常だよ♪」「そんな姿を家で出せてるってことじゃない?^^」と言われて、目からウロコが落ちた。
そうか!確かにそうだ。
小学校で働いているとき、トラブルが多いお子さんは家で頑張って学校で素の姿を出している、ということも多かった。わが家の子たちも、家で我慢していることがあった時期は学校でトラブルばかりだった。家が居やすい場所になってからは、だんだん落ち着いていった、ということがあった。
長男の知的障がいがあるが、障がい児というのは、本人が望んでいないのに周囲に迷惑をかけてしまう。周囲も生活しにくいものだから、どうしても注意が多くなってしまう。それがいきすぎてしまうと、注意が多かったり厳しい場所では自分を出さず、自分の素を出せる場所で一気に出すことになる。行き過ぎると、善悪の判断が弱いので、犯罪につながることだって中にはある。
『ケーキを切れない非行少年たち』という本があるが、ちょっと話が違うが、ここでも障がいを持つ非行少年について書かれている。
話が脱線してしまったが、デコボコが大きい知的障がいだもの。そりゃ、パニックしたり、できないことがあってこちらに迷惑かかったりするよね。当たり前だ。さらに、思春期だもの。いやだいやだ言うのが正常の姿。
家でいい子でいようとして、外でいやがらせしたり、誰かを傷つけたり、大騒ぎしたりするよりずっといい。
末っ子の、色んな"やらかし"には、色んな家族が関わってくれていて心に余裕が持てているからか、面白おかしく、一歩引いて見られるのだが、思春期ボーイズにはやきもきしていた私。
ちょっと思考を転換したら、「あー、このぐちゃぐちゃしている状態。元気でなにより!」「確かに、この時期の男子だもん、正常よね」と、ありがたく思えるようになった。
ものの見方が変わると、不思議と、一気に心の余裕がでるものだ。長男に対してうるさくてうんざりしていたのが、途端に可愛く思えて、その日、帰宅したら、長男に「いつも元気でいてくれてありがとね!怒っていたって、いつだって大好きなんだからね」と伝え、マッサージさせてもらった。長男も、ネコのように甘えて、三男と私で(笑)、長男のあたまをイイコイイコとなでた。
初めての男子の子育て、試行錯誤しながら、模索中。
末っ子は、やだやだ言うけど、保育園で上の子たちが言うからか、「や~だよっっ♪」とさわやか?に、嫌だと教えてくれるので、そのたび「は~ぁいっ」と言いたくなるような、軽やかさがある。もちろん、時間が迫ってるのに動いてくれなかったり、お米をばらまいてくれたり、物を壊してくれたり、と色々あるのだが、好奇心があるんだね♪、自我が育っているんだね♪と、成長を感じられている。
なんだかんだ、わちゃわちゃとしながらも、みんな元気でいてくれて、毎日幸せだなぁーと実感する。お布団で、身動きが取れないほどくっついてきて、重い・・・苦しい・・・と思うけど、本当に今だけしかない、幸せなことなのだ。
今日は、誰かの役に立つ、という話ではないかもしれないけど、今ある状態を苦しく思っていた私が、見方を変えたら、まるっと今の状態って幸せだなぁと思えた話でした。
誰かのお役にたてたら幸いです。
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では、また明日!
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