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#43 コスメを自分で手作りする1

ここのところ特別支援について書いてきましたが、今日は話題を変えて、コスメ作りについて。最近夢中になってることの一つなので、今日は、どんな風に出会ったか、そしてエシカルという概念について、ご紹介してみたいと思います。

私とエシカルコスメの出会い

私がエシカルコスメと出会ったのは、去年の1月。ワークショップにさせてもらって、バタークリームと洗顔パウダーを作りました。その使用感があまりにもよく、手作りでもこんな風にクリームが作れるんだと驚きました。その後、スクールを教えていただき、一通り化粧品を作れるようになる講座をオンライン受講したのですが、先生の知識と経験の深さ、研究心、そして愛あふれる在り方に感銘を受けました。

エシカルとオーガニックとリジェネラティブ

エシカル ethical=倫理的、道徳的。
それに対して、オーガニック organic=有機。農薬や化学肥料に頼らない農産物や畜産物、加工品などを指します。

日本のJAS法では、有機農産物と有機畜産物、有機加工食品を「オーガニック」として表示(販売)する場合、生産者や加工業者は、登録認証機関の検査・認証を受け、有機JASマークを付けることが義務付けられています。(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会より)

オーガニックな選択をするときに、欧米では環境負荷のことを考えたり、広い視野でみることが当たり前になっていますが、日本ではどうしても、(自分が口にする・使用するときに)安心なものだから、より良いものを摂取したいからという理由が強いように思います。
例えば、野菜の栽培における農薬の使用を減らすことによって、安全な野菜を食べられるわけですが、それは生産者さんの健康を守り、土壌の汚染やそこに住む動植物の生態系をも守ることができます。

最近観た印象的だった映画が、『君の根は。大地再生にいどむ人びと』という映画です。「リジェネラティブ(大地再生)」というさらに一歩深い世界観について掘り下げたドキュメンタリー映画です。

農業・漁業・牧畜を、生き方そのものを転換した人びとに迫る

オーガニックというのは有機であり、法体制などがあることから栽培などの方法論のことを言及し、
エシカルというのはもっと広い視野で循環も視野に入れた哲学的ともいえる生き方のこと、
リジェネラティブというのは、環境をより良い状態に再生することを表しています。

私が手作りコスメに興味を持ったのは

化粧品を自給できるようになりたかった。
自由自在に、普段使っているコスメやチンキなどを作れるようになりたい。

それが、私が手作りコスメを学んだ理由です。

時代の変化にあたる今、陰謀論と言われる内容も含め、色んなことが言われています。戦後急成長した今ある私たちの文明は、人類の過去の文明を振り返ってみても、いつまで続くか分かりません。戦争やウイルスの他にも、急に天災に見舞われるかもしれませんし、頼っている資源が枯渇するかもしれません。
私は、味噌や梅干しから始めてだんだん調味料を作るようになり、田んぼや畑を始めて少しずつ自給しはじめたものの、化粧品はすべて購入しているので、買えなくなってしまうと困ってしまいます。もし何かあったときにも、自分で作ることができたら安心だし、自分が知っていると周りの方にもシェアすることができます。

そう思って、自給できるようになりたいと思い、春から半年間学んだのでした。
明日は、使ってみて、そして手作りコスメをシェアしてみて、今感じていることを書いてみたいと思います。

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それではまた明日!




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