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【パイプカット体験談】パイプカットしてみた

タイトルの通り、パイプカットをした33才サラリーマンの記事です。
パイプカットを検討している方などの参考になれば幸いです。

パイプカットを検索すると、大きく分けて「単管パイプの切断」と「キンタマからつながる精管を切るもの」の2種類があると思いますが、本記事は後者のものです。

自己紹介

とある地方都市で働くサラリーマンです。
家族構成は妻と3人の子ども(女の子・女の子・男の子)。

妻とは、「子どもは2人でいいよね」と話していましたが、2人目が生まれてからしばらくして、3人目が…!

上2人が女の子だったので、待望の男の子で可愛かったのですが、家計の事や、家の部屋数を考えると4人目以上は厳しい…ということで、確実な避妊方としてパイプカットを検討していました。

ちなみに、パイプカットとはキンタマから伸びている精管を2センチほど切除し、切り口を焼き塞いだ上に折り返して縛るというもの。正式名称は「精管結紮術」。なんだか呪術廻戦の術式でありそうな名前です。

手術前日まで…

パイプカットを検討する時の動機として大きいのは「確実な避妊方法」「ピルなどは妻への負担が大きい」「安心したセックスライフができる」というもの。

なお、妻にパイプカットを受けることを検討していると伝えたところ、「いいんじゃない?」とのこと。
軽い…!

パイプカットを受けよう!と決めましたが、私が住む地方都市での手術費用相場は約13万円ほど…!
正直、高額で手術に踏み切れませんでした。

「東京だったら5万円くらいで手術できるのにな〜」と悶々と過ごしていたところ、まさかの東京出張の指示が!しかも金曜日!
渡りに船ということで、さっそく土曜日にクリニックを予約し、出張に向かいました。

出張自体は淡々と終わり、夜のホテルで「せっかくだからパイプカットのnoteを書こう!」と思いつつ、出張時定番のビジホ晩酌で酩酊しながら当日の朝を迎えることになりました…。

パイプカット当日

パイプカット当日、現実感がないまま泌尿器科の門をくぐり、医師の先生からパイプカットについて一通りの説明を受けました。新しい知識としては、
・パイプカットにより、精巣内の圧力が上がることで数年後にはほとんどの精子は不活性化する
・パイプカット状態で射精を繰り返すと、縛った精管に強い圧がかかり、縛ったところがほどける場合がある
・術後、半年に一回ペースで精液検査を継続するのが望ましい
などなど。

また、細かい術後の手続きなどの説明をされましたがすべて覚え切れるはずもなく…。

その後、誓約書にサイン。
誓約書の内容をざっと説明されましたが、こちらも覚えておらず…。というか写し渡して欲しい…。

いざ施術

説明を受け、誓約書にサインをしたら施術本番です。


今までは余裕ぶっていましたが、いざ手術台の上に横になり、息子を露出すると息子は「おれ、今から切られるんスか…」と恐怖で縮み上がっている様子。

消毒用にアルコールを塗られた時などは若干反応しかけた気がしましたが、終始しおらしい態度でした。

ちなみに、先生は紳士的な妙齢の男性です。

色んな方の体験談に書かれていますが、一番痛かったのは最初の麻酔です。左側のタマと右側のタマそれぞれに麻酔を打ちますが、この時は痛すぎて「あぁっ」という情けない声が出ました。

麻酔さえ乗り越えてしまえば、その他の施術はそこまで痛くありません。ただし、精管を引っ張られている時は「下腹部からキンタマを引っ張られている」ようななんとも言えない不快感でした。

ちなみに、この不快感(違和感)は施術日の夜(この記事の執筆時点)も続いています。

精管結紮し、縫合後に絆創膏を貼って施術は終了。手術費用を支払って病院を後にしました。

なお、この時に貼った絆創膏は1時間後に見た時には血塗れになっており、すでに役に立たない状態に…。
おそらくその後に出た血はすべてパンツに吸収されていたと思われます。

以上、パイプカット手術のレポートでした。
この後は、1週間程度経ったら射精が可能になり、30回程度射精してから精液検査になります。

30回のノルマは短期間より長い期間で達成する方が望ましいらしく、「2ヶ月程度がちょうどいいのでは」ということでした。

およそ2日に1回ペースでノルマ達成に向け頑張ります!

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